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泉湯 杉並区荻窪4−7−15 03-3398-1532 16:00-24:00、男湯は24:30まで 廃業、フロント。 荻窪駅を下りたら南口に出る。仲町通り商店街を真っ直ぐ進むこと5〜6分、善福寺川も越えて環状8号線に出る。ここで左折して歩道を進むと桃ニ小南の交差点に出る。その筋向いが泉湯。駅から7分との記載。 コメント:一軒家銭湯だが古典的な瓦屋根などはない。昭和の銭湯の最盛期に作られたものだろうか。モルタル風の正面の上に1層の青い瓦で曲線が形造られている。玄関は典型的な形式で、左右から中へ入る。すると番台ではなくて正面にフロントがあって、その左右から再び暖簾をくぐって脱衣場へ入る形式。天井はすべてつながっていて、敷居だけでロビースペースと区切られているだけだ。脱衣場は狭からず、広からず、天井に格子模様はないが、正面の大黒柱には立派な柱時計が掛かっている。島ローッカーはなく、周囲の壁にロッカーがあり、男女境の壁寄りにソファーとテーブルあり。洗い場に入ると中央に島カランが1列あって、タイルはすべてきれいなものに張り替えられている。左に立ちシャワーブース1つ。カランの配置は5-6-6-7。カランはすべてシャワー付きで、シャワーともどもカランの湯温・湯量は良好。浴槽も新しいものらしく、また5槽に分断されていて、右から浅湯、床バイブラ、電気、ボタン式強力ジェット(1穴)、座湯(5点ジェット2基、水枕付き)が並んでいる。中央に檻(中には狸の置き物となぜか壺1つ)と赤ランプ付き。湯温は48℃の表示だが、明らかに壊れていて42℃ぐらいだ。浴槽上の壁はまずはでこぼこの化粧タイルだが、その上にドーンとペンキ絵があるのがうれしい。女風呂が富士山で男湯は瀬戸内海の記載。レトロ度は高くないが、ゆったりと過ごせる典型的な東京型銭湯だ。 |