林泉湯

【2003.1.9】  

林泉湯
杉並区天沼1−13−12
03-3392-2744
15:00-26:00 金曜休、フロント。
阿佐ヶ谷駅を北側に下りて中杉通りを北上、駅前の次の信号(世尊院前)を左折してしばらくまっすぐ進んでいく。5分ぐらい行くと右側に銭湯の天徳泉が現れるがそれを越えて進んでいって2−3分のところにある小さい路地を右折してすぐの左側にある。入り口は短い花道の奥にある。


コメント:この銭湯の外観は飾り気なくて体育館のような味気ないものだが、「銭湯は入って見ないと分からない。」ことを改めて教えてくれた銭湯だった。銭湯マップに「衛生第一」と書いてある通り内部はきれいな銭湯だ。玄関は正面と横の2箇所あって、2つの入り口からロビースペースに入ることができる。ロビースペースは落ち着いた雰囲気で、男女入り口の上に掲げられている「男湯」、「女湯」と書かれた木製の看板がお洒落だ。脱衣場も明るくきれいでベンチに観葉植物が置かれている。伝統的なマッサージ基2基とTanakaの体重計あり。格天井はないが、天井を一周するように「蛙股」で飾られているのは非常にユニークだ。洗い場はきれいなタイルに張り替えられているが、化粧タイルの壁の上の方にちゃんとペンキ絵があるのがうれしい。男女スペースにまたがるように描かれた見事な富士山で、西伊豆(平成14.11.22)の記載あり。ヨットのある穏やかな画風だから丸山師によるものか。島カランは2列で、1列は片側カランだからカランの配置は壁側から5-6-6-6。すべてシャワー付きでシャワーの湯温は熱いぐらいだ。カランの湯量・湯温はふつう。立ちシャワーブース3基あり。さて、浴槽だが正面壁下の他に外側壁際にもずらりと浴槽が並んでいて、全部で7種類の浴槽がある充実振りだ。深湯に超大型の強力2穴ジェット(これは横付けされたもので、はるか反対側の壁までジェットが届いている)、そのよこの円形のスペースに6点小ジェットのマッサージあり。浅湯はまずミクロバイブラ、つづいて電気風呂2基、このあたりまでの湯温は41度を指しているが、43℃ぐらいの感じ。次に横の壁際にきて最初が薬湯(じっこう湯)で湯温は42℃の表示と一番熱い。続いて低温塩湯(39℃の表示)があり、最後に水風呂(18℃の表示)が控えるというラインアップだ。脱衣場スペースに飛び出るようにサウナ室あり(未体験、200円追加と書いてある)。とにかくきれいに手入れされた浴槽充実のいいお湯の銭湯だ。

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