|
第二文化湯 杉並区本天沼3−39−16 03-3390-7749 16:00-23:30 月曜休→廃業、番台。 西武新宿線の下井草駅下車、ひたすら南下すると早稲田通りに出る。「本天沼2」の交差点へ出たら右折、「本天沼3」の交差点へ出たら左折する。その「本天沼3」の交差点の一本東側の筋を入ってすぐの右側。駅より8分の記載。バス亭なら早稲田通りの「本天沼3」と思われる。 コメント:外観は何の変哲もない体育館のような建物だが、住宅街のただ中にあって役目を果たしてきた銭湯というかんじだ。瓦屋根も暖簾もかかってないが、玄関に足を踏み入れると正面に「雄鶏と花」モチーフにした大きなモザイクタイル絵が出迎えてくれる。左右の下足入れに靴を入れて、昔ながらの引き戸から中に入る。脱衣場も昔ながらの番台と格天井に柱時計があり、後ろには大きな引き戸から縁側に出られるようになっている。が、庭には特に造られてなくて地面と壁があるだけだ。引き戸の手前にソファー、横置くにはトイレに続く引き戸とその手前に洗濯機あり。島ロッカー1つ。洗い場はやけに広く、島カラン(昔ながらの横長の鏡のみ)が2列あり、カランの配置は8-5-5-5-5-6。立ちシャワーブースやサウナはない。カランの湯量良好・湯温はなかなか熱くならない。シャワーの方が良好。正面には立派なペンキ絵があり、12.12.4(見附島)とだけ書いてある(女湯側には立派な富士山が)。浴槽は古典的な広い浅湯と狭い深湯。浅湯には4点ジェット3基と床バイブラが付いている。湯温は47℃の表示だが43℃ぐらいの感じだ。あまり熱さを感じないような、体があたたまるいいお湯だ。そんなわけで、あまり飾り気はないが(玄関の大きなモザイクタイル絵は見事だが)かなりレトロな(つまり開業当時のままの)さりげない銭湯だ。 |