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世界湯 新宿区高田馬場3−8−31 03-3371-2409 15:00-25:00、土曜休、フロント。 高田馬場駅を下りたら環状線の外側に出て、斜めに北上する「さかえ通り」に入っていく。廃業した宝来湯を右手に見ながらさらに道なりに進んでいくと、富士大学の手前で右に大きくカーブして神田川を渡る。さらに進んで今度は左折して再び神田川を渡り、ちょっと行った左側にある。駅から7分。 コメント:横から外観を眺めると四方に向かって千鳥破風が構えているような古典的な造りだが、正面から見ろと和風モダンなサウナの入り口といった風情。実際、サウナは別料金ながら充実しているようすで、正面フロントに行くと銭湯客にもロッカー鍵が手渡される。徹底しているのは、その際に下足札を預けさせられること。さて、暖簾をくぐって脱衣場へ。横奥のほうに広めの休憩室があって、周囲にサウナ客用の縦長のロッカーが並ぶ。一般客は手前の島ロッカーと壁のロッカー。内装はモダンにしてあって、かつての格天井などの面影は見られない。 ところで、次に浴室に入って上を見上げてみたらありました、昔ながらの青ペンキの東京式2段天井が。でも下のほうはタイルもきれいに張り替えられていて今風の浴室に変身している。島カランは1列でカラン(すべてシャワー付きで、カランの湯温は熱いぐらい、湯量も良好)の配置は5-5-5-5、5-4。というのもサウナ室寄りのところに、パドック様の半個室シャワー室(カラン付き)が9室造られている(ということは、以前は島カランは2列だったのだろうね)。これもサウナ客用というわけか。で、サウナに向かう入り口の奥にすばらしい露天風呂があるのだが、なんとここもサウナ客以外は立ち入り禁止。窓越しに覗いてみると白湯と水風呂の2つの浴槽が設けられているようだ。で、これを見せられた一般客の心境は微妙、「サウナにすればよかった、次はきっとサウナのしよう」と思うようなそうでもないような。 ところで、ビジュアルの話だが実は正面に迫力満点の立派なチップタイル絵がある。これが富士山ではなく、おそらく世界最高峰のアルプスであると思われる。それが結構写実的で高々とそびえ立っているので迫力満点だ(女湯のほうのモチーフはちょっとわからず)。浴槽は左から電気風呂(とても弱い)、ショルダー打たせ湯、大砲様吹き上げバイブラ湯、水枕付き7点座ジェット2基というラインアップ。湯温はどれも抑え目の42℃といったところか。 そんなわけで、むかしは古典的な銭湯であったと思われるが、今はサウナに力を入れている和風なごみ銭湯という感じだ。高田馬場という立地条件を考えれば、理にかなった変身振りと言える。 おまけ ところで、この日は初めは環状線内側の金泉湯に行こうと決めていたのだが、行ってみたら月曜で休み(久々の失敗)、であわてて周囲の銭湯を調べてみたら恐ろしいいことに近隣の松の湯も、桜湯も月曜休み、しかたなく環状線の外に検索範囲を広げて調べてみたが福の湯、竜の湯も月曜休みで、「月曜の高田馬場は銭湯地獄」であることが判った。唯一空いていたのが世界湯ということで、ほんと「救いの神」としか思えなかった。どうなってんの、高田馬場!(さらに調べてみたら銭湯マップの新宿1エリアの19軒中、14軒が月曜休みでないの、みんなでゴルフ?) |
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