第三玉の湯


【2003.12.22】  

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第三玉の湯
新宿区白銀町1−4
03-3260-9326
15:00-25:00
、水曜休、フロント。
飯田橋駅で降りたら神楽坂を上る。最初の大きな通りの右斜め前にある(つまり横断歩道を渡ってから右に曲がってすぐの左側(ちょっと引っ込んだところにあるが、大きな電光掲示板が誘導してくれる)。この交差点の近くには地下鉄大江戸線の牛込神楽坂駅がある。また、神楽坂をもっと上っていったところには地下鉄東西線の神楽坂駅もある。どこからでもそう遠い距離ではない。


コメント:奥まったところにあって誘導路に屋根が付いているため、外からではあの立派な唐破風屋根が全く見えない。玄関周りも綺麗に改装されているから全くそういうものを感じさせない(昼間に左となりのビルの螺旋階段を登って下を見下ろすと、見事な瓦屋根が目に飛び込んでくる)。
正面入り口から入って左側にフロントがあり、ここで料金を払って右側の暖簾をくぐって男湯の脱衣場へ。周囲をロッカーが囲み、右奥に喫煙スペースとテレビあり。左手男女境は洗面台になっていて、綺麗な花が活けられている。
そそくさと浴室に入ると、天井高い東京式。正面の森林パネルはときどき見かけるものだが、その下側には凹凸タイルも貼られていてコミカ風呂の趣だ。外観の唐破風があまりにも立派なので、ちょっと期待とは裏腹の中の景色だ。右にサウナ(未体験)と小さ目の島カラン、でその続きに程好い広さの水風呂と続く。リスの焼き物から絶えず冷水が注がれている。中央にもカラン6つぐらいの島カランあり。すべてシャワー付きで湯温や湯量は良好。
さて、正面に浴槽群だが右の薬湯(本日は宝寿湯)だけがぬるめ。それに続いて左に向かって電気、バイブラ、横向きの7点ジェット寝湯と2点ジェット深湯が並ぶ。そして何といっても今日は冬至で柚子が7−8個入れられた袋が蛇口のところで泳いでいる。こちらの湯温はかなり高く、45−46℃といったところでは?そんなわけで結構みんなすぐに出てしまうので、熱湯好きと化している自分の一人舞台だ。それで真っ赤に火照った体をリスの水風呂に浸けるとこれはもう気持ちがいいなんていうものではない(主浴槽がぬるいときはこの快感は味わえない。サウナの良さはこういうところにあるのだろうね)。最後に壁タイルに結構凝ったローマ風の半裸婦像を発見。これはなかなかの代物だ。そんなわけで、神楽坂上(中腹)にあり、下にある熱海湯とは正反対のモダンで機能重視の大型銭湯だった(そうそう、脱衣場上の折り返し格天井は、中が模様入りでなかなか立派なものだった。昔はかなりレトロ度が高かったのでは?)。

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