|
蓬莱湯 新宿区四ツ谷4−13 03-3351-7494 15:00-24:00、不定ながら金曜休他月曜休み等、番台。 四ツ谷4丁目の北東の位置にある。新宿通りの左側を四ツ谷方向に向いた場合、四ツ谷4丁目の交差点の次の路地を左折してすぐの右側。ここの交差点へは営団地下鉄丸ノ内線の新宿御苑前駅が一番近い。四ツ谷大木戸口で降りて新宿通りを進めば良い。四谷三町目駅から来てもいい。四ツ谷4丁目のバス亭もある。 コメント:四ツ谷のこんなところに銭湯があるなんて、今まで気がつかなかった。四ツ谷のこのあたりは昔の寺町で一歩中に入れば今でもたくさんの寺が残っている。そんな昔道を思わせるような細い路地に面して蓬莱湯も建っていた。 玄関回りの引き戸や柱は昔ながらのものだ。げ魚は少し変わっていて、石膏のようなものでかたどられたもので、何が描かれているのかはよくわからない。典型的な高い番台、アールの入った格天井、そして何と行っても眼を引くのは昔ながらの横長の木製のロッカーだ。古い松竹錠が取り付けられている。 洗い場の大きな通し柱のいくつかはいまもペンキが塗られていない白木の状態だ。浴槽は完全な半楕円状で、左右に深湯と浅湯。洗い場の床タイルだけが貼りかえられていて、浴槽のタイルはむかしのままだ。1本の気泡ジェットがそれぞれ3本ついているが、それ以外は何もない。温度は45℃を指しているが、それほど熱く感じない。このお湯の不思議なことはそれほど熱くないにもかかわらず、風呂から出ると体が真っ赤になっていることだ。ついつい長くつかって入られるのでかえってゆでだこになりやすいのか?つまりうさぎと亀状態かもしれない。ペンキ絵女湯が富士山で男湯はどこかの渓流だろうか。これまた変わっているのは、ペンキ絵の土台の板が真四角でテレビのように前方へ突き出している点だ。島カランは1列(カラン6-6)でここにはシャワーなし。両壁際のカランは8-8で、シャワーの湯量が少ない。カランの湯量・湯温はやや少なめのぬるめか。タイル絵なし。立ちシャワーなし。とにかくお湯が不思議なレトロな銭湯だ。残念ながらデジカメのバッテリー切れで内部の写真とれず。交換用の電池を持って行かなかったのは一生の不覚だった。 |
|
ホームへ戻る| 東京銭湯リストへ戻る|