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第二良の湯 新宿区西新宿4−39−6 03-3378-3940 16:00-24:00、月曜休、祝日は翌日休→廃業、番台。 京王線の初台駅で降りたら甲州街道から山の手通りへ出て(左折)北上する。水道道路(最初の信号)を越えてしばらく行ったところの右側にあるが、入り口はひとつ新宿よりの小さな路地沿いだからこの信号(西新宿四丁目)で山の手通りを渡って一つ内側の路地に入らなければならない。都営新宿線の西新宿五丁目駅で下車すれば斜めに道なりに銭湯に突き進めるが、道がややこしい。この場合も一旦山の手通りに出れば問題ない。 コメント:山の手通りの反対側に渡って第二吉の湯の建物を遠目から眺めると、第二良の湯の煙突と後ろに見える西新宿の東京都庁舎の建物とが重なって見え、この新旧の象徴的な建物が織り成すコントラストは何ともたとえようのない不思議な光景だ。昼間に見たときはとても心配になる建物の外観であったが、内部は手入れが良くてまずまずの印象だ。番台は高さのある定番の造りだ。脱衣場も一般的な趣で、格天井に控えめな白壁のアール付き。島ロッカーにソファーセット。引き戸は曇りガラスで外に庭があるかどうかは定かでない。天井回りの大入りの額と歌舞伎絵の額が並んで掛けられているのが印象的だ。早速、洗い場に入ると中央に島カラン、タイルが貼りかえられていて真新しくてきれいだ。カランはすべてシャワー付きで、構成は7-6-6-7の配置。立ちシャワーブース1基。カランの湯量は勢い良く、温度も良好だ。浴槽は浅湯に床バブルと2穴ジェット2基があるが、深湯には何もない。温度は44℃強でやや熱めの非常にいいお湯だ。さて、定番のペンキ絵は立派な富士山と手前にヨットの浮かぶ湖で、丸山師によるものか。説明書きの記載はない。最後に男女境の壁にはモザイクタイル絵あり、描かれているのは山並み、橋げた、洋風の家というところだ。とにかく外観がインパクトがあるレトロ銭湯で、お湯の方もまた入りの来たくなるようないい銭湯であった。 |
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