松の湯

【2005.5.7】  
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松の湯
品川区西五反田6−18−3
03-3491-6667
15:45-24:00
、日曜は15:00から、月曜休、番台。
東急目黒線の不動前駅下車。北を走る山手通りを東へ進み、高速道路のところで右折して南下。Y路地を右へ進んで高速道路とは離れて進み、しばらく行って学校を越えてから左折した右側。不動前駅から駅から7分の記載。
東急池上線の大崎広小路駅で降りて山手通りを西に行ってもいい。距離も同じぐらい。五反田駅や武蔵小山駅、戸越銀座駅からも十分歩いていける距離。


コメント:ビル銭湯を見て歩いてからここの着いたら、ほっとするような昔ながらの唐破風屋根の立派な銭湯だった。懸魚などはないが、大きくてどっしりした伝統的な東京型レトロ銭湯の造りだ。左右の塀構えもしっかり残っているのがうれしい。
左右の踊り場から木の引き戸を開けて中へ。番台で料金を払って脱衣場へ入る。高い格天井に手前には池と灯篭がある庭もあって広くてゆったりとした空間だ(銭湯マップには総檜造りと書いてある)。島ロッカーは長短2列で、アナログ体重計はEIKO SCALEのもの。浴室にはいったら正面にしっかりペンキ絵。男湯は松島風の景色で女湯側に富士山(16.12.20とだけ書いてあるのは丸山師のものか)。床やカラン周りは比較的新しいタイルに張り替えられており、特にカラン上の桶が置けるスペースが石造りなのはちょっとゴージャスな感じ。浴槽は3つ、左からバイブラの深湯、真ん中が円形の流れるプール風の浴槽、そしてそれと下でつながっている何も仕掛けのない浅湯というラインナップ。湯温は42℃ぐらいと一般的な温度。島カランは1列あってカランの配置は6-4-4-4、湯温・湯量等良好。右手前に立ちシャワーブース1基あり。
というわけで、松の湯は古い昔ながらの銭湯でありながらお年寄り用の手摺りがつけてあったり、派手ではない改装がきっちり為されている、心休まる快適レトロ銭湯だ。五反田に近いのもうれしいかもしれない。

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