栄湯

【2007.2.3】  
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栄湯
世田谷区用賀4−31−3
03-3700-8102
16:00-23:30、月曜休、フロント。

アクセス:東急田園都市線の用賀駅で降りたら東へ進んで南北に走る商店街に出る。ここを左折して北上し、2つ目の路地を左折してすぐの右側。駅から5分。


コメント:外観は
立派な唐破風とその上に大きな千鳥破風がそびえる威風堂々のレトロ銭湯。入り口周辺は改装されていて右側にコインランドリーがあり、左側(男湯側)には立派な松ノ木がそびえ立っている。左寄りに新設された入り口から踊り場に上がり、L字状の下足棚に靴を入れてから右を向いて自動ドアーから中に入る。本来の正面にフロントがあって、その前の四角いスペースが休憩室となっていて、ソファーセットがあってテレビなどが置かれている。
左右の男女それぞれの入り口から脱衣場に入る。本来はかなり大きな脱衣場だったと思われるが、フロント部分が中に迫り出している外、左奥にはサウナ部分が浴室の方から迫り出している。その裏にはソファーセットが置かれていて(室内に灰皿あり)、
L字状のサッシ窓の外には坪庭があって松ノ木が2本そびえ立っている。池に水は張られていないが、黒い玉砂利で埋められており、それなりにきれいに整えられている。脱衣場の天井は全体を共通に覆う島格子状のベージュ色格天井で、端は折り上げ処理が施されている。男女境に化粧鏡、サウナ部分の脇にHoktowのアナログ体重計あり。
さて、浴室部分だがここもかなり広いスペースで、
島カランは2列(カランの配置は6-6-6-6-7、湯温・湯量は良好)で、大理石模様の比較的きれいな白系のタイルに張り替えられている。
左手前に小さいながらも
乾式サウナ(別料金300円)があり、その右外側に広い立ちシャワーブースがある(その代わり水風呂はない)。さらに反対側の浴室右側にもやや小型の立ちシャワーが2基ある。浴室正面は椰子の木が繁る夕日の海岸?か何かが描かれたチップタイル絵になっている。その下に浴槽は3つ。右が深湯、真ん中が広めの浅湯で浴槽中央奥に噴水状のお湯の吹き出し口(珍しくお湯は上に向かって吹き上がっていて、ほんとうに噴水のよう)があって、その左右に背中2点ジェット2基あり(湯温は43℃弱)。最後に左端だがじっこうか何かの薬湯の小さな浴槽になっている(湯温はぬるめの42℃弱)。ココが一番人気で長湯のひとが多いので、順番待ちが大変だ。
というわけで、用賀駅傍、商店街至近の栄湯は地元の人でたいそう賑わっている地元密着型の唐破風付き大型レトロ銭湯だった。女将さんもまだ若く、元気一杯の銭湯と思われる。

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