第二淡島湯
【2003.1.30】  
銭湯の内側を見る

第二淡島湯
世田谷区池尻4−35−25
03-3413-6328
15:30-25:00 月曜休、祝日は営業、フロント。
東急田園都市線の三軒茶屋駅、または小田急線の下北沢駅で降りて、茶沢通りを北上、もしくは南下して7−8分、代沢の交差点を曲がって東へ進む。淡島の交差点を越えてからすぐを左折して北沢川緑道に入る。さらに少し進んだところを左折した左側。または淡島の交差点を左折して淡島通りに入り、2個目の信号を右折した右側。。駅より10分ぐらいか。バスなら下代田橋もしくは代沢1のバス停が最寄か?


コメント:外観は昭和全盛期の一軒家銭湯という感じだが、前面部分は改装されていてきれいになっている。何と言っても平成8年に天然温泉を掘り当てたので、「淡島湯温泉」の立派な暖簾が掲げられている。暖簾をくぐると正面に下足錠(さくらのG)、左手のガラス戸からロビーへ。右手のフロントに下足札を預けてロッカー鍵をもらうシステム。左右の入り口から脱衣場へ。ここはこじんまりとしていて島ロッカーはない。洗面台(ドライヤー2基)と古いマッサージ機あり。体重計は新しいデジタル式のもの。さて、洗い場に入ると正面には立派な丸山師によると思われる富士山のペンキ絵(説明書きはない)。中央に小さな島カランがあって、右手に立ちシャワーブース2基。カランの配置は7-5-5-4とこじんまりしている。タイルは浴槽を除いて真新しいものに張り替えられている。シャワーの水温がなかなか上がらない。カランの湯温・湯量はまずまず。さて、お目当ての浴槽は基本的には2槽だが浅湯が2つに仕切られていて右が床バイブラ強く、「あつゆ」と記載されている。しかし、真ん中の浅湯とつながっていて、この日は激しい埋太郎じいさんがいたためにちっとも熱くなかった。42℃の温度表示。深湯の方が座湯になっていて43℃ぐらいか。ボタン式の7点ジェットが2基ついていた。お湯の泉質は黒湯の重炭酸で、あまりの黒さのためにジェットの水しぶきが見えにくいのに驚いた。熱めでも熱く感じないいいお湯だった。湯上がりにロビーでドリンクを飲んでいたら若おかみさんに話しかけられ、いろいろな話が聞けた。池上温泉のオーナーと友達で、いろいろ話を聞くうちに温泉が掘り当てたくなって、平成8年にいちかばちか掘って見たという。そしたら運良く100メートルで掘り当てて、泉質も業者の人に褒められたぐらいだという(鉄分も少なめとのこと)。それでも1メートル10万円で1000万円かかったという。大切にしていきたいので今のところ販売等はしてないとも話していた。なんともうらやましいお話であった。

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