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和どう、和銅鉱泉・薬師の湯 埼玉県秩父市黒谷822−1 0494-23-3611 11:00-不定(日帰り入浴時間) 、年中無休、フロント。 アクセス:東武東上線寄居駅(終点)のりかえ、秩父線三峰口行黒谷駅下車、徒歩15分位。西武池袋線池袋駅から西武秩父駅(終点)下車。特急レッドアロー利用で約80分。当館まで車で15分位。車の場合は、練馬I.C.より関越自動車道にて花園I.C.下車。ICより国道140号〜皆野寄居有料道路経由で約30分。 ・日帰り入浴料:840円 ・泉質:弱アルカリ性低張性冷鉱泉 http://www.wadoh.co.jp/ コメント:秩父鉄道に絡んで走る国道140号沿いにある。私道の引き込み線を川のほうに下って行ったところにある(秩父駅の1つ手前、長瀞側の黒谷駅近傍)。川沿いに建つ、昭和中期的温泉旅館(旧名、和銅鉱泉旅館)なのだが、名前も「和どう」と改め、内装を大幅にリニューアルして、中はまさに平成の感覚の和風モダンの綺麗な造りになっている。川沿いの高台に位置するようなガラス張りのロビー奥とガラス向こうのテラスは喫茶スペースになっており、なかなかリラックスできる空間だ(風呂上りに冷たいものを飲みながら、ゆったりできる)。 さて、エレベータで階下へ降りて早速日帰り入浴へと向かう。正面に並ぶ男女入り口の暖簾、左手の男湯となっているお風呂「岩鏡」へ。というのも24時を境に男女が入れ替わるようで、反対側の女湯となっているのは大風呂「」檜扇」というわけ。「岩鏡」の方、脱衣場に入ってびっくり。脱衣場と浴室の境が全面ガラス張りで、ホテルの浴室のように一体化している。和風でありながら、モダンであり、これが平成のデザインというところか。洗面台周りや脱衣籠棚なども茶系統で落ち着いた雰囲気に仕上げられている。 浴室へ。テラスの露天スペースとの境もガラス張りで、その手前に横長に大きな石造りの内湯浴槽あり。やはり石の注ぎ口からお湯が流され、シックでゴージャスな感じだ(これが「檜扇」の方は檜の和風風呂になっている模様)。右手前の四角いスペースにカランが並んでいるが、ここも黒を貴重とした石造りで、ホース付の自動カラン。通常のシャンプー、リンスのほかに「馬油」というのがあって面白い。武田信玄が和銅金山を採掘した頃に開湯された「薬師の湯」を前身としており、秩父最古の湯として知られているとのことで、ここの弱アルカリ性鉱泉は実感以上に有難い感じがする。湯温はちょうどよく、42℃ぐらいだろうか。 露天スペース。ここは横瀬川の緑を借景としたロッジ風テラス風呂で、中が石造りの分、外は檜のこじんまりとした和風風呂となっている(逆に「檜扇」のほうは、外は岩で囲まれた巨大な露天風呂になっている)。 というわけで、建物の外観はほんとに普通なのだが、ロビーといい風呂といい、まさに「ゴージャス」という感じ。部屋を借りて休憩したり、食事したり、個室風呂のある部屋を借りるプランもあったりして、そういうプランでゆったりするのも悪くなさそうだ。 |
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