谷津川館


【2007.6.26】 
内部の写真へ続く
谷津川館
埼玉県秩父市荒川白久455
0494-54-1400
11:30-14:30(日帰り入浴時間) 、年中無休、フロント。

アクセス:秩父鉄道の白久駅下車徒歩15分。駅を降りたら駅前から縦に登る道を進み、1回左折して右折して道成りに進んでいくと到達する。駅からの送迎バスあり。

・日帰り入浴料:1,000円

・泉質:無色澄明無味無臭、pH値が10.02の強アルカリ性温泉、源泉温度19.7℃
http://www.yatsugawa-kan.co.jp/

コメント:駅からそれほど遠くはないが、急な坂道を登って行ったところにあるので、歩いたらけっこうキツイかも。秩父の寺社巡礼の
札所30番、清雲寺のすぐ裏手にある(この寺の巨大な枝垂れ桜は有名らしい)。最近、貸切風呂や足湯スペースを増築したようで、建物正面から回廊のように左手手前に平屋の建物が伸びており、なんとなくいい風情が醸しだされている。

日帰り入浴はホームページでは11時半からのようだが、10時過ぎにお願いしたらあっさりOK。経営者のおじちゃんは太っ腹だ。ばしばしっと廊下の電気をつけてくれて、この突き当たりの右手ですと紹介された。あとは自分たちだけで進んでいって、
大風呂を貸切状態に(ちなみに立ち寄り湯では、貸切風呂は入れてもらえないのだ。なお、この日は西武鉄道の駅に置いてあった割引券があったので、何と半額の500円で入浴)。

日本間のいくつかの部屋の入り口を通り抜けていくと、一番奥が、大浴場となっている(といってもそれほど巨大な浴室ではない)。10人も入れば一杯になってしまいそうなこじんまりとして、
落ち着いて癒し系の浴室だ。右手前にカランが4つ、横の壁際に3つの合計7つだけ。浴槽は長方形で、枠は年季の入った檜の白木が使われている。同じく檜の注ぎ口から絶えずお湯が注がれている。奥はガラス張りで、ガラスの向こうはテラス状のスペースでガラスと背中合わせに岩組みの露天風呂がある。奥の欄干の向こうはやや離れたところの山の斜面で、緑も美しく、自然を眺めながらのんびりお湯に浸かることができたのであった(湯温は42-3℃ぐらいと熱からず、ぬるからず、アルカリ泉のあっさりしたお湯)。

というわけで、谷津川館はなかなかいいです。ここに止まって周辺散歩してなど、春秋はいいのではないかな(夏はちょっと暑そうだし、冬は冬できついかも、といことで)。


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