にいざ温泉
彩泉楼

【2006.1.29】  
内部の写真へ続く
にいざ温泉彩泉楼
埼玉県新座市白本多2−1−5
048-478-0123
10:00-24:00、8月と12月は無休、その他は第3水曜休(祝日の場合は第4水曜)、フロント。

アクセス:歩いては行けない。西武池袋線の清瀬駅からの無料の送迎バスで10分、東武東上線の志木駅からの無料送迎バスで25分。関越自動車道の所沢ICから30分、東京外環自動車道の和光ICからも30分。「関越自動車道の傍ら(横は関越の壁)」にあるので、国道254から関越自動車沿いの道に入るのがポイント。
料金:大人1650円、4歳から小学生1050円。
泉質:ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物温泉。
http://saisenro.com/

コメント:ほんとうに
関越自動車道のすぐ脇にある。それでいて所沢ICからは30分も戻る位置にあるので、関越で行くのは得策ではない。で、建物と関越との間に舗装道路が1本あるものの、建物の正面に関越の外壁がそびえたっている感じ。で、建物の雰囲気も「大きな工場」といった趣。建物の後ろ側に駐車場スペースが広がっているのだが、何やら油井のようなものがあって、「テキサスの荒野のよう」といったら言い過ぎか。
玄関から中に入ると
1階全体がロビースペース。左手に下足箱コーナーがあって、右手にフロント。奥はみやげ物コーナーと待合スペースになっている。左手を奥に行くと座敷の大広間の飲食スペースがある。その正面の舞台に富士山と松を描いた横断幕が掛かっているのが印象的だった。で、階上には個室スペースなどがあるようだが、詳細不明。
肝心の入浴設備はといえば、左手の階段で階下に進んだところにある。階下に降りてからさらに廊下を進んでいくと入浴施設のフロントがあって、そこでタオル類とか休憩着とかが渡される。廊下の左右にある暖簾をくぐって、
脱衣場へ入る。ここにはずらっと近代的なロッカーが並んでいてスキー場の更衣室と言った感じ(鍵は下足錠と引き換えにフロントで渡されたものを使用する)。この部屋の右手正面に洗面コーナーがあって、なんとその脇にさらに階下へ降りる階段がある。で、階下にはプール小さな入浴施設(もちろん温泉)があるのだが、行ってみるとどちらも誰も利用してる人はいなかった。プールはいざ知らず、入浴施設の方はほかにメインの大浴場があってそこからえらく離れたところにあるのがその原因のようだ。
というわけで、早速大浴場を目指す。長い廊下を進むとまず、右手にエステコーナーの入り口が見えてくる。さらに進むと左手にゲームコーナー(かなり広い)があり、さらにその先に進むと
メイン広場のようなところに出る。右手にマッサージ施設が2つ3つあり、左手には軽食コーナーがある。そしてスペースの突き当たりにやっとメインの入浴施設の入り口がある。
左右の暖簾をくぐってそれぞれの
脱衣場へ。ここではもう休憩着を脱ぐだけなので、ロッカーはなくて、四角いかごが積まれた棚が四方、いや三方を囲んでいるだけ。最後の一方にはまた洗面コーナーがある。
いよいよ、
浴室へ。廊下状の通路を進む。その左手はどうやらカランスペースが縦に並んでいるらしい。左右にカランの並ぶ島カランが1列で、カランは5−5−5−5だったかな。そして、通路の正面に枯山水を思わすような大小の石が見えてくる。全体が薄暗くて、湯気が立ち込めているが、どうやらその向こう側が大きな池のような浴槽になっているらしい。さらに進むと全貌が明らかとなった。真ん中に縦に通路があって、左右に温泉浴槽があり、奥で馬蹄形に繋がっているのだ。そこには石でできた橋が架けられている。で、右側の浴槽はぐるっと石山に囲まれており、奥には打たせ湯もある。左側は奥に行くと長方形になっている浴槽で、その突き当たりに2点ジェット付きの寝湯がずらっと横に並んでいる。湯温は42℃弱(微妙)で、薄茶褐色の淡白な感じの温泉だ。最後に左手前に水風呂があって、その横に垢すりと湿式サウナ室がある。
というわけで、ここ「にいざ温泉彩泉楼」は「一発大浴場」が売りという感じで、とにかくだだっ広い宿泊施設のような雰囲気の(歌い文句通りの)一大ファミリー健康ランドだ。


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