【2003.5.22】   辰己天然温泉
銭湯の内側を見る

辰己天然温泉
大田区西蒲田1−16−14
03-3753-6901
15:30-24:30 7、17、27日休、フロント。
JR蒲田駅西口で降りたら線路の西側に沿って北上する商店街(始めは工学院通り商店街、つづいて女塚通りの会という看板のある通り)を進んでいく。10分ほど行ったところ(呑川の手前2本目)で左折してすぐの右側。


コメント:蒲田から池上にかけてのエリアは黒湯温泉のメッカで、ここの辰己天然温泉のほかに池上温泉、久松温泉がある。蒲田温泉というのはJR蒲田駅の東側エリアにあり、こちら側にはゆーシティー蒲田とNULANDさがみゆもある。
さて辰己天然温泉の外観は昭和中期ごろと思われる破風のある宮造り銭湯だ。壁が防災用の白壁になっているところが昭和中期と察した理由だが、げ魚はきちんとした木彫りのもの(2羽の鶴?)が飾られている。入り口は改装されていて、共通の入り口から入って右にフロントがあり、女性は右奥、男性は正面の暖簾をくぐって中へ入る。左奥は本来は男性の脱衣場であったところで、ソファーとテレビが置かれていて、正面に岩と池の中庭が残されている。脱衣場は周囲にロッカーで、天井は横縞区切りのもの。古いマッサージ機と体重計(メーカー不明)。洗い場に入ると正面に早川師によるペンキ絵(平成13年8月28日、陸中海岸)だが、珍しく波しぶきなくて穏やかなリアス式の海岸風景だ(女性側にも富士山はない様子)。床と壁のタイルは張り替えられており、きれい。島カラン1列で、シャワー付き(5-6-6-5の配置で、立ちシャワーブース2基)。浴槽は左奥に浅湯(真中に吹き上げ水柱、41℃の表示、白湯)、これに続く座湯2基(8点ジェット2基)。右の浴槽はセパレートしていて手前に伸びた黒湯温泉の浴槽で、奥に寝湯(7点ジェット1基、42℃の表示)、手前にボコボコのバイブラ湯(深湯)があって、なかなかのラインアップ。とにかく体が温まる(ぬるいという感じはうけない)、いい温泉銭湯だ。

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