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銭湯の内側を見る |
登喜和湯 大田区下丸子1−14−16 03-3759-4526 15:30-24:00 日曜14:00-、2004.10.10で廃業、フロント。 JR蒲田駅で乗り換えて、東急多摩川線で2つ目の武蔵新田駅で下車。駅前通りを南下、突き当りを右折して商店街の中を進み、信号で左折してずっと進んでいけば少し大きめの通りに出る。ここを左折してしばらく行った左側にある。駅から7分の記載。 コメント:今週いっぱいで廃業と言うことで、ミニミニ入浴会として訪問。それなりの昭和中期的な風情の一軒家銭湯。銭湯前で待っているとぞくぞくと人が入っていくような、結構人気のある銭湯のようだ。暖簾をくぐると左手にL字状に下足箱がある。靴を入れてさっそくロビースペースへ進む。入って振り返る感じでフロントに向かう。その正面は小さな男女共有くつろぎスペースとなっていて、テレビなどが置かれている。 左右の暖簾?をくぐってさらに男女それぞれの脱衣場に入る。全体に新しい感じがする一方で、大き目の庭が脱衣場右脇に沿って縦長に広がっており、大きな鯉の泳ぐ池もあってきれいに手入れされている。ベランダは広く、仕切りになっている引き戸や庭側の壁財はレトロで雰囲気のあるニス塗りの木材が使われている。男女境に鏡壁。庭との間はテーブル・ソファーセットが置かれており、本棚の漫画も豊富で、庭に向かいながらゆっくりくつろげるように工夫されている。青のHOKTOWのアナログ体重計あり。 さて、浴室へ。島カランは2列(カランの配置は6-5-5-5-5-5、湯温・量は良好)。タイル等はすべて新しいものに貼りかえられていて、浴槽の雰囲気はさながらニュー銭湯ばりだ。正面は幾何学模様の煉瓦様タイルで施されており、いわゆる銭湯的なビジュアルものはない。右手手前に立ちシャワーブース1基。そして左手手前になんと無料の湿式サウナ室あり(温度は48℃を指している)。最後に浴槽だが3槽で、左手は円形のプール状の浴槽(6箇所からジェット)、中央は真中によくある2点ジェットの付いた浅湯と思ったら下にもジェットが2基あって4点ジェットだった。そして、右手が薬湯で本日はラベンダー・カモミール湯だった(湯温はいずれも42℃強から43℃ぐらいで、特に温いと感じる浴槽はなかった。 そんなわけで、登喜和湯は使い勝手がよく、おまけにちょっとレトロな広い庭とくつろげるソファー空間のある好感の持てる銭湯なのだが、地域開発の波に飲まれた格好か。 |
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