美町湯

【2004.2.26】  
銭湯の内側を見る

美町湯
大田区大森中3−22−1
03-3766-5820
15:00-24:00 廃業、フロント。
京浜急行羽田線の梅屋敷駅を降りたら第一京浜を渡って直進、2つ目の路地を左折してしばらく進むと福富湯が角に建つ通りにでる。ここを右折してしばらく行った左側の信号の角にある。駅からすぐの5分ぐらい。ひとつ先の駅の京浜蒲田からなら第一京浜を少し北上して、新呑川を越え、しばらく行った交差点(左がJR蒲田駅の表示)を右折して進めばそこは何とキネマ商店街?まっすぐ進んで旧呑川緑地(呑川から2又に分かれたもの)に出る。そこを左折して緑地沿いに進んですぐのところ。こちらからでも10分ぐらいか。


コメント:残念ながら3月いっぱいで廃業との情報をもとに来訪。噂どおりの立派な銭湯だが、何が立派かといえば、とにかく玄関周りをゆったりととっていることで、まるで旅館の入り口のような趣だ(間口が広すぎて暖簾が掛けられない?)。当然、唐破風屋根も縦横に大きいばかりか、立派な懸魚とその下の広い壁に蛙股も取り付けられている。さらに上方の大きな千鳥破風も威風堂々としている(ただし、材質的にはそれほど年代ものというわけではなく、瓦も青のカラー瓦を使用)。
玄関内の左が下足箱で、右が何と一面傘入れ(こんな立派な傘入れは見たことがない)。フロントで料金を払ってから大きな暖簾をくぐって脱衣場へ。ここからは普通の規模の銭湯という感じ。天井はモダンなクロス張り風でシャンデリアがぶら下がる(どことなくゴージャスで関西風)。洗い場に入って、またその立派さに目を見張る。今度は何が立派かというと、正面の大きな逆さ富士のペンキ絵とその下に繰り広げられている岩風呂の見事な景観。岩石の中腹からお湯が滝のように注がれていて(触ってみると滝の湯温はぬるめだったのでひょっとして循環式?それでも浴槽の底からは熱いお湯が沸きだしているので浴槽の湯温は44℃ぐらいとむしろ熱め)、それは見ごたえのあるものだ。さらに左手手前に張り出した浅い浴槽の真中に亀かご神体?を模ったような石のオブジェが水面上に突き出している(これは意味不明)。で、右側にある深湯は横長になっていて、背中部分に2点ジェット3基(座湯)が並んでいる(湯温はどれも同じぐらい)。島カランは2列ですべてシャワー付き(湯温・量良好)、カランの配置は7-5-5-5-5-0、つまり左側の突き出た浴槽の手前にはカランがなくって、立ちシャワーが広々と3基並んでいる。これがカラフルなデザインでなかなか気持ちのいいスペースとなっている(他の風呂屋のそれとはぜんぜん雰囲気が違い、モダンな感じ)。なお、ペンキ絵の逆さ富士、特に覚書はないのだが、富士山の手前にポッポッとたなびく雲の感じからは中島師?逆さ富士というのはよくあるようであまりないような・・・。
そんなわけで、ゴージャスで結構人も入っているいい銭湯なのだが、廃業するにはもったいなさ過ぎる。こんな銭湯が近所にあったら最高でしょうね。

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