祥の湯

【2002.8 up】  
祥の湯
練馬区上石神井1−17−17
03-3920-7505
16:00-24:00 金曜休、日曜は
朝湯(8:00-12:00)の営業あり!、フロント。
西武新宿線の上石神井駅南口で下りて、商店街を西へ行ったすぐのところ。最初の交差点を左折した右側。3分。

コメント:一見新しそうだが、玄関改装の昔ながらの銭湯。日曜日に朝湯をやっているのは貴重。右手にコインランドリーを見て、玄関を入る。両脇に下足箱があるのだが共通の入り口から中に入ると正面にフロント。左手前のスペースに小さな休憩スペースがあって、ソファー、テレビ、縦型冷蔵庫などが置かれている。左側から男性用脱衣場へ。天井はフラットだが高めで、ロビースペースも共通の天井(ということはかつてはロビーの部分も脱衣場だったということ)。庭はなくて、左側壁際を中心にロッカーが並ぶ。手前にベンチあり、右手に化粧台。洗い場に入るとまず正面のきらびやかなタイル絵が目を引く。洗い場全体のタイル同様、新しいものなのだが、描かれているものは潅木の下に咲き乱れる花園(何の花かは同定できないのだが、チューリップのような印象を受けるものだ)。派手なのだが、慣れるとなかなか気持ちの和む環境系の背景画だ。島カランは変則2列、というのも左側には一見妙な壁が立ちはだかっていて、裏へ回ってみたらなんと半個室カランスペース(4室)で、手シャワー付き。人気が高くてすべての部屋に人がドックインしていた(後ろからみるとほんとに競馬のパドックと言う感じだ)。そんなわけでその反対側が普通のカランになっていて、その他に普通の島カランが1列あるというしくみ(6-6-6-7、シャワーは温く、カランは熱め)。最後に浴槽のラインナップだが、なかなか充実していて、左から電気風呂、ジェット風呂、ショルダージェット、バイブラ、座湯、ボディージェットなどと細かく分かれている。全体のお湯がつながっていて、紫系の薬湯になっており、湯温は42℃ぐらいで、熱からずぬるからずの大阪銭湯風。とにかく、朝から老人や起きたばかりで頭がクモの巣のひとなどで賑わっているような、有り難くうれしい銭湯だ(実は結構ご近所で、この日はおかげで二日酔いがぶっ飛んだ)。
【2003.10.5 改定】

[再訪問記(2006年1月28日)]




祥の湯


【2006.1.28】  
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祥の湯
練馬区上石神井1−17−17
03-3920-7505
16:00-24:00 金曜休、フロント、→2006年1月31日、
廃業
アクセス:西武新宿線の上石神井駅南口で下りて、商店街を西へ行ったすぐのところ。最初の交差点を左折した右側。3分。

コメント:
最終日前々日に上石神井の祥の湯に行ってきました。あそこの浴室正面はペンキ絵ではなく、大きなチップタイル絵なのですが、あれ結構好きだったのです。「森林と咲き乱れる花々」なのですが、とてもできのいいもので癒される感じのものだったのです。一見写真かと思うような感じなのですが、そばに寄るとチップタイル絵(銀座湯の銀座4丁目のチップタイル絵も一見写真のようですよね)。

あと、あそこの
完全パドック式のカランも類稀なものでした。あれなら銭湯になじみのない人も全く平気でしょうね。それにあの普通の規模の横長の浴槽にすべての色物(樽、ジェット、バイブラ、打たせ、電気)が完備されていたこともすごい。日曜に朝湯をやっていたこともポイント高かった。
この日も大勢の人で賑わっていて、廃業の気配はゼロ。でもフロント女将さん、結構ご高齢かも。

個人的には銭湯めぐりをはじめた
第1号(最初の銭湯)だったので、思い出深いのでした(住人だったので)。お世話様でした。【2006.1.29 記】

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