関の湯
武蔵関の駅(右下の写真)裏の、昔ながらの銭湯。
新しいタイル絵のみで、ペンキ絵はない。牛乳石鹸暖簾と松竹錠。

【2002.8.18】  
関の湯
練馬区関町北4−2−17
03-3929-1118
16:00-24:00 金曜休、番台
西武新宿線武蔵関駅、北側の真裏。駅舎の向うに煙突がそそりたっているのですぐわかる。ただし、下り電車で来た場合は踏み切りを渡って北口に行かなくてはならない。2分。

コメント:駅のそば、繁華街の裏に埋もれる昔ながらのこじんまりとした銭湯。


[再訪問記(2006年2月4日)]





関の湯


【2006.2.4】  
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関の湯
練馬区関町北4−2−17
03-3929-1118
16:00-24:00 金曜休、番台

アクセス:西武新宿線武蔵関駅、北側の真裏。駅舎の向うに煙突がそそりたっているのですぐわかる。ただし、下り電車で来た場合は踏み切りを渡って北口に行かなくてはならない。2分。

コメント:このところ、近所の銭湯の廃業があいつでいる(下井草の森の湯、上石神井の祥の湯)ので、急に心配になって武蔵関の関の湯を再訪問。ここへ来るといつも思うけれども、本当に駅のホームから近い銭湯だよなあ。
東京で一番駅のホームに近い銭湯なのではないかな。ここ以外では小田急線南新宿駅駅裏の奥の湯か、東武伊勢崎線の梅島駅の城北湯なんかが近いけど、ここほどじゃない?駅裏通りからさらにひとつ入った路地にあるのだが、周辺の飲み屋の一部は廃業して廃墟となっており、ちょっと寂しい感じ。それにしても関の湯の外観は、なかなかレトロで味があると改めて関心。平入り瓦屋根(軒上には小さな千鳥破風屋根があけれど)のこじんまりした銭湯だが、入り口上のはめガラスの意匠や脱衣場入り口上の窓ガラスなどは風情満点だ。軒先の暖簾は牛乳石鹸の派手なもので(渦巻き模様)、紅一点に彩を添えている感じで、これがなかなかいい。下足錠は松竹の新しいもの。

引き戸から中に入ると、脱衣場は少し薄暗くて、昔のままのレトロな雰囲気。やはりこじんまりとしていて、島ロッカーもないので、本当に脱衣室といった感じ。天井はクリーム色の
格天井で、ちゃんと折り返しもある。男女境の木の隔壁が年期ものでいい感じ。ASANOのアナログ体重計。番台の女将さんを見たらまだまだお若そうなので、何となく安心した。裏手にはごく小さなスペースがあるが、コインランドリーを併設したことによって坪庭を削ったようだ。それでもトイレは外に出て右に行く構造。
浴室へ。ここは一転して
きれいなタイルに張替えられていて、照明も十分。浴室正面の浴槽上も統一した色のタイルで覆われており、ときどき見かけるスポーツカーの前に美女が立っているタイル絵(額状の小さなもの)が2つぐらい飾られている。浴槽は左から電気風呂、バイブラ湯(深湯)、2点ジェット2基付きの朝湯。温度はいずれも42℃ぐらいで、ちょっと長湯になる感じ。島カランは1列で、カランの配置は6-6-6-6。湯温等普通。

というわけで、駅の傍の関の湯はお客さんも一杯でまだまだ元気な駅前レトロ銭湯でした。


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