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桃の湯 中野区南台4−32−11 03-3381-8386 16:00-25:00 廃業(2004.3.31)、フロント。 ここは入り組んだ住宅街の中にあるので、なかなか目印がない。京王線の笹塚駅を降りたら新宿よりの筋を北上して甲州街道に出る。少し右(東)に進んで、甲州街道を渡り、10号商店街を進む。さらに北上して2本目ぐらいの筋を左折し、Y路地を右折して進む。突き当りを今度も右折してすぐの右側にある。駅より10分。 コメント:残念ながら今月(4月)30日で廃業ということで、最終日3日目の訪問。桃の湯という屋号もかわいらしいが、外観も小っちゃくてかわいらしい住宅風の一軒家銭湯だ。屋根の上にリアカーが載せてあるのがオブジェに違いないと思っていたが、置く場所がなくて置いていたらしい。左右の踊り場にある松竹の下足箱に靴を入れて、ドアーを開けて中へ入る。するとなんと中で男女が合流していて正面にフロントがあり、一瞬びっくりする。さらに左右の暖簾をくぐって脱衣場へ入る。改装フロントに加えて後から造ったサウナが脱衣場の方にめり込んでいるので、脱衣場のスペースが相当狭くなっていて島ロッカーはない。奥の壁には籐の壁素材を貼ったりしてそれなりにきれいに改装している。手前に洗濯機2台の選択部屋とトイレあり、ソファーと灰皿もちゃっかり用意されている。 洗い場へ。タイルは浴槽も床もモダンなものに張り返られている。正面にペンキ絵。H8.8.19裏磐梯と書いてあって、ちょっと珍しい画風だと思ったら、7−8年前に引退した柴田師の手によるものと後でわかった。海岸を歩くカップルなどが描かれていてほのぼのするが、本来のプロの絵描きさんではないとのこと。因みに女湯側には富士山。浴槽は左からバイブラ付きの浅湯(ショルダー湯あり)でここは手前に少し張り出している。中央が12点円形ジェットと水枕つき2点背中ジェット、右に薬湯の深湯で本日はゆづ湯。温度はどちらも42-43℃ぐらい。島カラン1列で、すべてシャワー付き(配置は6-5-5-4、湯温・湯量等は良好)、立ちシャワーブース2基で、最後に小さなサウナ室とその手前にこれまた小さな水風呂(20℃)あり。 女将さんも若そうで、改装されてまだそんなに経ってないようなのに、なんとももったいない感じだ。しかし、ペンキ絵をしばらく描き替えてないところからするとある程度前から決めていたことか。 附:なお、翌29日には銭湯マニアのオフ会で、2000湯、3000湯のつわもの先達とともに入浴に訪れた。つかささんや町田師匠もいらしたが、早稲田の学生さんが参加して賑やかとなった。 。 |
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