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月の湯 中野区南台2−30−7 03-3381-8786 15:00-24:30、月曜休 祝日は翌日休、番台。 アクセス:地下鉄丸の内線支線の富士見町駅で下車して中野通りを南下する。方南通りと交差する南台の交差点を越えて進んでいくと南台商店街と交差する(南台三丁目バス停あり)。ここを左折してさらに最初の筋を左折してすぐの右折にある。駅からは10分ぐらいか。 コメント:明日は銭湯オフ会忘年会?という年末の12月29日、中野区を攻めることとして銭湯マップを検索。なるべく近所でと狙いをつけるも未踏の昭和湯は土曜休、で写真を撮ってない千代の湯を調べたら何とここも土曜休、で思い切って少し南のペンキ絵のある月の湯を目指すことにした。 雨のそぼ降る中、南台商店街を歩いて、年末の雰囲気を味わいつつ月の湯に到着した。月の湯の無料サウナで常連のおじさんから聞いたのだが、すぐ傍の天龍泉の露天風呂と塩サウナがいいとか、武の湯のラドン湯がいいとか、中野にそんな風呂あったっけ?と頭の中で思ったが、後で調べたらこのエリアのすぐ南はもう渋谷区の幡ヶ谷で、優良銭湯の密集地帯なのだ。でこの辺在住のおじさんたちは区の境を越えて渋谷区内の銭湯を楽しんでいるのだ。地図を見て訪れるとどうしても区の境で線を引いてしまうのだが、もちろん住人にとっては区の境なんて「そんなの関係ない」というわけだ。 月の湯は昭和中期的一軒家銭湯。玄関周りが赤いレンガ色のタイル張りで装飾されているのが印象的だった。一軒屋銭湯だけれども瓦屋根などはなくて超レトロという外観ではないのだが、浴室は実にレトロなビジュアルが残されているのだ。玄関は伝統的東京型、左右の踊り場から上がって、それぞれの下足箱に靴を入れて中へ。番台なのだけれどすぐに第2の入り口があって暖簾で仕切られてるので、女性でも安心構造(で、番台は始め若奥さんで、帰るときはおばさん、いずれにしてもお若い二人)。脱衣場は一応格天井になっているが、ライトブルーの明るい色使いのソファーがあったり、全体に明るい感じ。島ロッカー1列で、Iuchiの黄色いアナログ体重計。 浴槽は島カラン1列。カランの配置は8-7-7-6?、立ちシャワーブース2基。で、入って左側にカプセル小屋風の小さな無料のサウナ部屋あり、赤外線のような装置が2個設置されている。部屋の温度は50℃ぐらいで、スキーの乾燥室といった感じ。水風呂はないが部屋の外に水のみのシャワーあり。浴槽は基本的には深湯と浅湯の2槽だが、深湯は台形に手前に張り出していて、普通の深湯(43℃弱)のほかに10点ジェットの樽湯、水枕付きの5点ジェット座湯、で浅湯は緑の薬湯(42℃ぐらい)だ。そして最後にビジュアルだが、ペンキ絵は早川さんの定番の波しぶきの向こうに富士山という構図(平成16年5月17日、西伊豆と書いてある)。珍しいのは松ノ木の周辺がピンク色で飾られていて、桜かなにかが描かれている模様。そして最後に男女境壁の上に横長に見事な九谷のタイル絵、大きな鯉が11匹と金魚が5匹、柳の木の下を泳いでいる。 と言うわけで、中野は南台の月の湯はレトロなビジュアルが充実していて、無料のサウナのあるなかなかレトロファン満足の地元密着の一軒屋銭湯だ 。 |
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