寿湯

【2008.3.2】 
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寿湯
中野区新井1−14−13
03-3387-2047
16:00(15:00)-25:00 火曜休、フロント。


アクセス:中野駅の北口に出たら中野ブロードウェイを抜けてさらに早稲田通りを渡ると、新井あいロード商店街を北上する。数分進んだ左側。駅からは7分の記載。

コメント:今日は中野駅北側、新井薬師の参道となっている薬師あいロード商店街にある寿湯へ。銭湯マップでは15時始まりとなっているが、行ってみるとなんと16時始まりに変更されていた。まあ、急ぎでもなかったのであいロードを端から端まで散策してみた。「あいロード商店街」と言う名前の由来は、新井薬師が目の神様なのでアイと愛をかけて名付けたとのこと。この商店街の南側にはかつて料亭が軒を連ねていて芸者さんも500人もいたとのことで、下駄屋さんや呉服屋さんなどもあるような歴史ある商店街だ。なお、2007年9月のアド街でも紹介されている。
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/070901/index.html
寿湯の斜め前に人気のキャンディー専門店パパブブレ(本店はバルセロナにある)があって、人でごった返している。試食用のキャンディーなかなか美味しい。実演を見ているのも楽しい。

で、寿湯。
平入りの瓦屋根もある一軒家銭湯だが、通りに面した部分を化粧タイル張りの壁にして綺麗に改装しているためにビル銭湯のような印象だ。上を見上げなければ瓦屋根の銭湯とは分からない。右端(コインランドリーの左側)からアクセスする形式。玄関内の右側にL字状に下足箱(松竹錠)があり、左手の自動ドアーからロビーへ入る。奥に向かって細長くロビースペースが伸びていて、新型マッサージ椅子なども並べられており、のんびり寛げる雰囲気がある。フロントでサウナも含めた料金700円(銭湯料金が400円のときはサウナが300円、今は430円に対して270円で、サウナ込みなら実質値上げなしという設定)を払い、左右の暖簾から脱衣場へ。

脱衣場の 右手に
テラスのような洋風な庭があって、鉢植えの草花で飾られている。室内にも草花が多くあり、綺麗に手入れされている。格天井ではなくてフラットなちょっと洋風な天井だが、3枚羽の扇風機がある。体重計はHoktowのアナログ体重計で、男女境に化粧台あり。

浴室の正面は
四角い石レンガの装飾壁になっていて、右端に人工の滝が作られていてそこからお湯が常に注がれているのでなかなかいい雰囲気だ。浴槽も結構充実していて、左から深湯、隣の浅湯には7点ジェットの座湯1基水枕付き4点ジェットの寝湯1基、滝の前の部分がバイブラ湯となっている。温度差はあまりなくて42℃強でちょうどよく調節されている感じ。で、日替わり薬湯なのだが、浴槽全部が薬湯なのがすばらしく贅沢な感じだ(今日はじっこうの湯)。バイブラ湯の手前に張り出すように大き目の水風呂が設置されている。 島カランは1列で、カランの配置は7(5)-5-5-3-4(3)、湯温等は良好。立ちシャワーブースは2基あるが、水のみ。乾式サウナは浴室右手前に設置されていて、こじんまりした施設だが温度等はなかなか良好だ。

というわけで、伝統ある薬師あいロード商店街沿いに建つ寿湯はきれいに改装されていて活気があり、お風呂もサウナも充実した居心地のよい地域密着銭湯だ。

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