江古田湯

【2007.12.9】 
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江古田湯
中野区江古田3−5−12
03-3385-7800
15:00-24:30、月曜休、フロント。


アクセス:地下鉄大江戸線の新江古田駅で下車したら江古田通りを南下していく。豊中通りを越えてさらに江古田川を越えたら右手に東福寺を通りすごして2つ目の路地を左折する。道なりに進んでさらに1本通りを越えていくと左側にある。駅からは10分強。西武新宿線の沼袋駅から北上すれば15分。

コメント:中野区江古田の江古田湯へ。練馬区側にも江古田湯というのがある。駅名では練馬側では「えこだ」で、中野側では「えごた」と読むので、こっちは「えごたゆ」だろうか。ここも階段を下りてアクセスする地下銭湯。ここのほか、中野にはもう一つ新越泉が地下銭湯。東京では他にはなかったかなあ。(廃業した?)文京区の日の出湯がそうだったか。

江古田湯は
ビル銭湯の地下にあり、ビル正面の1階中央にはマンションの入り口があり、横から裏に回ると階下の地下1階の中央に銭湯の入り口がある。うまく出来ていると言えばうまく出来ているのだ。銭湯側のコンクリート階段の上に独立したコインランドリーがあり、花道の入り口には柳の木があって、「江古田湯」と書かれた縦長の黄色い電光掲示板が風情がある(新吉原の入り口の柳を彷彿とさせる)。

入り口ゲートを入ると正面にL字状に下足箱、上に上がって左手からロビースペースに入る。左手にフロントがあって左奥にソファーテーブルのある休憩上があり、右手(本来の正面)の左右に男女の脱衣場に入るそれぞれの暖簾が掛かっている。受付はロングヘアー(言い方が古い?)の若い女(ひと)でびっくり(アルバイト?それとも銭湯の娘?)。

脱衣場は天井低く、
ジムのロッカー室風。奥壁にロッカーが並び、男女境に化粧台。体重計はYAMATOのアナログ体重計で、マッサージ椅子なども完備。浴室へ入ると綺麗でモダンな感じ。何となく左右対称でないところがモダンな印象を与えている。各カランの鏡には黄色い縁取りがあって、男女境壁には蔦系の草花がぶら下がっているように見える化粧タイルがあり、全体にお洒落で明るい感じがする。島カランは短いのが2列で、カランの配置は9-7-7-7-4-2、湯温や湯量は絶妙にコントロールされている。左手には立ちシャワーブースが4基もあって、その向こうにカラン2基、そして手前に飛び出すように円形のジャグジー風呂がある。その奥が打たせ湯で、右に折れて電気風呂広めの浅湯、最後に水枕付き7点ジェットの座湯が2基というラインナップ。湯温は43℃近くと比較的熱めでマニアには嬉しい湯温。薬湯がないのがちょっと寂しいがジャグジーには備長炭の箱が備え付けてあった。土曜の夕方でそこそこ人出も多くて、結構の人気銭湯だ。最近、サウナにはまっているので、サウナがないのがこれまた寂しい。

というわけで、中野の双子の片割れのような江古田湯は、モダンで明るく入り心地の良いきれいな地下銭湯だった。 。

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