第二朝日湯


【2004.1.20】  

第二朝日湯
中野区沼袋2−8−14
03-3386-2904
16:00-24:00 土曜休、番台。
西武新宿線の沼袋駅北口下車。線路沿いに東(新宿方向)へ進む。氷川神社を越えて進んでいくと踏み切りのところで朝日通りに出る。ここを左折して線路とは反対の方向に北上、しばらく進んでいくと左手角にある。駅前通りを北上してコンビニのampmを越えて最初の路地を右折してずっと進んで行ってもいい。右側角に現れる。銭湯マップでは駅から6分とあるが、10分ぐらいか。


コメント:兄弟店の朝日湯が隣駅の野方にあるが、こちらの第二朝日湯が面している通りの名前が朝日通りというのはどういうわけか。それはともかくとして第二朝日湯は伝統的な瓦葺の破風のあるかなり大型の銭湯だ。時代的にはそれほど古いものではなく、懸魚もあっさりしたもので、昭和も中期頃の建築か?
玄関は伝統的な左右の踊り場と下足箱。木になじむ色合いのサッシのドア−を開けて中へ。脱衣場の中も広くて天井も高いが、格天井や柱時計などはない。島ロッカー1列が広々と置かれており、その上のガラスケースの中には銭湯グッズが陳列されている。部屋の角を取り囲むようにガラス戸が取り付けるられていて、外には結構立派な坪庭がある。岩や緑で飾られた池があるのだが、照明がないので暗くてよくわからず、残念ながら池に水も張られていない。
洗い場に入るとこれまた大きな空間で、島カランは2列(カランは7-5-5-5-5-3の配置で、すべてシャワー付き、湯温・量は普通)で、左手前には立ちシャワーブースも2基ある。っそれで正面の壁画はちょっと変わっていて、海辺の牧場に羊や牛?が遊ぶような牧歌的な風景をモチーフにした巨大なチップタイル絵だ。色合いがきれいで、現代的で明るい感じがする。浴槽は3槽で、左からバイブラ湯、7点ジェット2基の座湯(水枕付き)、最後に何もない水面がピーンと張った深湯。で、真中の座湯に水温計があって48℃を指している。確かに熱くて45−6℃はありそうだ。さらに驚くことに深湯に手を入れたらさらに2℃は高いぐらいの熱さで、これはまぎれもなく47−8℃はありそうだ。最後にこの浴槽に入ってから外に出たときは両足がじんじんした(これは今までに入った最高温度間違いなし)。
というわけで、野方の朝日湯同様、外観とはギャップがある感じがするほどモダンなビジュアルを飾ってある巨大銭湯だ。真っ白な白髪のおばあさんが、フロア−のモップがけをしていたのが印象的。このおばあさんが若かった頃は、この巨大空間が人で一杯だったのだろうと思いを巡らせた。

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