清水湯


【2004.1.24】  

清水湯
中野区沼袋2−40−7
03-3386-5891
16:00-24:00、水曜は25:00まで 木曜休、番台。
西武新宿線の沼袋駅北口下車。駅前通りを北上して新青梅街道へ出る手前、コンビニのサンクスの向かい側を右折してすぐの左側。銭湯マップでは駅から5分とあるが、7−8分ぐらいか。


コメント:沼袋の北側商店街は結構縦に長くて店舗の種類も豊富で立派で、立派な商店街だ。で、ここの北の端の新青梅街道へ出る手前を右に入ると清水湯の電光掲示板のあるアーチがおで迎えしてくれる。外観は一応瓦屋根のあるすっきりした感じの一軒家銭湯だ。ただし、玄関前の路地スペースが屋根付きのコインランドリーになっており、その路地を抜けて正面に辿り着くような構造になっている。
左右の踊り場の下足箱に靴を入れて中に入ると、脱衣場はけっこう一般的な造りであるばかりでなく、体育館のように広く立派な格天井もある。番台で料金を渡すとロッカーの鍵を渡される方式(24番のロッカーの上に「24番の鍵をお返しください」と張り紙があるので、苦肉の策と思われる。広いスペースに島ロッカーは1つ。モダンな腹筋台のようなものも置いてある。
さて、浴室に入ってまず目を引くのは正面のチップタイル?絵で、大きな黄銅色の無地の背景に鶴が3羽ほど飛んでいるモチーフだ。鶴亀だからおめでたい図柄なのだが、バックが無地のせいかちょっと物足りない感じがしないでもないが、すっきりしていると言えばそうかもしれない。タイル等はきれいに張り替えられていて内装はきれいだ。島カランがいちおう2列あるのだが窓際の壁には狭すぎてカランがないので、カランの配置は7-5-5-5-5で終わり。すべてシャワー付きで湯温・湯量ともに問題なし。左手手前に立ちシャワーブース2基あり。さて、浴槽だが左から水枕付きの7点座ジェット2基、中央になにもいろもののない浅湯があって、右端がバイブラ湯というラインアップだ。
はじめに体を洗っていると、な・なんと強烈な埋め太郎出現!自分が浴槽に浸かっている間中、豪快に水を出しっぱなしにしているではないか。しまった、先に入っておけばよかったと思ったのも後の祭り。で、せめて真中の浴槽を埋められる前に入らねばと、あわてて体に水を掛けて浴槽に近づいてみて唖然、左の浴槽と水中でつながっているタイプ。あえなく真中の浴槽も普通の温度(42℃ぐらい)に成り果ててしまっていた(それでもあの感じだと40℃ぐらいになっていると思ったらそこまではいかなかったということは、もとは44℃ぐらいのいいお湯だったのかもしれない)。最後に左のバイブラ湯に期待したが、ここも他と大差ない湯加減だった。
そんなわけで、広くて綺麗なお風呂屋さん(レトロファンにはちょっと物足りないところもあるものの)で、選択スペースなども充実した地域密着型の銭湯だ。

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