武蔵野浴場

【2005.4.17】  
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武蔵野浴場
武蔵野市緑町1−6−25
0422-53-5655
16:00-25:00
、木曜休、番台。
三鷹駅北口を北上し、五日市街道に突き当たってから少し左へシフトしてさらに北上。しばらく進んで左折してすぐの左側。駅から15分の記載。


コメント:比較的大きな屋台骨の昔ながらの宮造り銭湯。玄関周りは電光掲示板を取り付ける改装がなされていて華やかな感じになっている。暖簾をくぐると格天井に木の引き戸とレトロな雰囲気が残されている。正面には福助のタイル絵があるのだがポスター写真の額で隠されている。
番台で料金を払って中に入ると脱衣場中央にサウナ室が鎮座していて周囲を回れる構造になっている。その後ろに縦に島ロッカーがある。脱衣場の横奥に洗濯機の並ぶスペースが増設されており、挟まれるように小さな庭があって池に鯉が泳いでいる。おそらくかつては広い庭があったのではないだろうか。Keihokuのアナログ体重計、男女境に鏡壁、その手前に横長の冷蔵庫が置かれている。
洗い場へ。正面には早川師の富士山のペンキ絵(平成16年4月26日、伊豆海岸と書かれている)。カラン周りや床のタイルは簡単な改装が加えられているようで、古いタイルが残されているもののうまくきれいなタイルで補修している。島カランは1列(横長の鏡のみ)で、カランの配置は7-6-6-5,で立ちシャワーブース2基あり。湯温・湯量は申し分なし。浴槽は一続きになってはいるものの深湯と浅湯部分があり、バイブラと2点背中ジェット2基が付いている。今日はラベンダー湯であることを知らせる看板あり。湯温は43℃ぐらい。そして浴槽上に九谷のタイル絵があって鯉の滝登りの図と右側は松ノ木や欄干が描かれているが、かなりくすみが出ていてかすれてしまっていて、部分的に新しいタイルで補修されている。また、男女境の壁にも洋風アルプスが描かれたチップタイル絵あり。
箱サウナも結構好評のようで日曜の7時ということもあり、入れ替わり立ち代り多くの人であふれている。そんなわけで武蔵野浴場は昔ながらのレトロでありながらうまく部分的な改装が行われていて今なお活気に満ち溢れた武蔵野の地域密着銭湯だ。


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