大江戸東山温泉

【2006.12.31】  
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大江戸東山温泉
目黒区東山3−1−6
03-3712-0356
10:00-23:00、休館日は毎月第1・第3火曜日→
廃業、フロント。
アクセス:東急田園都市線の池尻大橋駅東出口より徒歩2分の記載。商店街を南下して最初の角を左折してすぐの左側。

お楽しみの湯:
平日 大人1260円(早朝・深夜割引980円)、土・日・祝日 大人1500円(早朝・深夜割引1000円)
長生きの湯:
大人630円(深夜割引420円)、小学生320円、幼児(3才〜6才)100円
http://www.ooedoonsen.com/


コメント:池尻大橋駅至近、商店街の一角にある独立ビルの温泉入浴施設、大江戸東山温泉が2006年末をもって廃業との情報を得たので、最終日の大晦日に駆け込み入浴。何で東山というのかと思っていたが、ここの地名が東山だった。大江戸と銘打っているだけあって、江戸時代の忍者屋敷のような外観で、白壁となます壁、旗のぼりなどが目を引く。

パンフレットによると地下1,500メートルから湧き出す「
強塩温泉」と地下1,000メートル付近から湧き出す「黒湯」がブレンドされた「自然の恵み 天然ブレンド温泉」とのこと(平成18年から変化した)。泉質はナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉。3・4階が期間限定で男女入れ替わりの露天風呂つき入浴施設(広い浴槽に加えて、歩行湯、寝湯、渦巻き湯、水風呂などの浴槽があり、乾式サウナと蒸気サウナが併設されている。屋外には広い露天風呂もあり)。2階にお食事処、休憩処、マッサージ処があり、1階にも受付のほかに休憩処とマッサージ処があり、地階に格安の公共入浴施設があるというラインナップ。

というわけで、以下は最終日に入浴したときのレポート。
12時までに入れば1000円だった?、で、12時半に行ったのですんでのところで1500円だった。でもそんなわけで、料金が変わった直後でがらすき(帰るころは混みこみ)。なるほど黒湯の程度はすごかった。
風呂から上がると体に黒湯がべっとり残るほど。屋上の露天も気持ちよかった。底がでこぼこなのは珍しい。全体に浴槽が広いせいもあって湯温は温め。そんなわけで、長湯の人が多いのでは?寝湯は大人気のようで、タオルを顔にかけて寝入っている人が多い。ペンキ絵はコンクリにでも描いてあるのかと思ったら、近くで見てみたら板を張り合わせてあって、その上に描いてあった(西伊豆からの富士山?)。オレンジの香りのボディーソープが気に入った。

帰りに入り口付近にいたおばちゃん達、今日は最後だから上に入ろうか、などと話している。普段は公共浴場の常連も今日ばかりは上に入っている様子。そんなわけで今日で最後とは思えぬ盛況ぶりだった。黒湯は従来の1500mの源泉に加えて1000mの源泉をミックスしてから泉質が変わったらしい。それで
ポンプが傷んだというのでは、何だか仇になったという感じで、もったいない。

というわけで、東山温泉は東京では珍しい、至れり尽くせりでサービス満点の温泉ビル入浴施設だった。

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