龍の湯


【2007.6.5】  
龍の湯
東京都町田市森野3−10−27
042-722-6557
16:00〜23:00、定休日 1、10、20日(日曜・祝日は翌日休)、番台。


アクセス:小田急線町田駅から北西に走る駅前通りを北上。ずっと進んで鎌倉街道を越えたら次の信号を右折。坂道を登るようにして進んでいくと、一通りを1本横切った正面に龍の湯の全景(横向き)が畑の向こうに顔を出す。駅から歩くと20分ぐらいはかかるだろうか。バスを利用するのがよさそう。鎌倉街道沿いの「第4小学校前」バス停から徒歩7分の記載。

コメント坂を上ると菜の花畑、その向こう側に銭湯の屋台骨と煙突が見える、こんな風景は少なくとも東京ではここでしか見ることができないだろう。そんな町田の郊外の丘の上に建つ龍の湯に満を辞しての訪問となった。

ペンキ絵は鞆の浦のペンキ絵、丸山さんの手によるものと思われる。平成17年に描かれたものらしいが、まだまだきれいな感じで、小島に比較的大きな松の木などが描かれている。男女境壁の上には入り江から眺めた富士山を描いたチップタイル絵もある。洗い場の天井が東京2段式ではない!体育館構造で、天井が少し丸く反っている。ここらあたりまで来ると東京型から地方型に移行するのだろうか。島カランは1列で横長の1枚鏡付きでシャワーなし(両側の壁側カランには固定シャワーあり)。カランの配置は7-6-6-5で、湯温は普通。浴槽はシンプルな広い浅湯と狭めの深湯、湯温は42℃強といったところ。一方、脱衣場は一応折り返しありの格天井番台も飾りのある低めの木製で、全体的には昔のままだった。

というわけで満を辞して訪れた町田の龍の湯は、丘の上の畑の向こうに忽然と建つ田舎の一軒家銭湯だった。

今回は写真撮影していないので以前(2006年4月25日)訪れたときの建物外観写真を掲載。

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