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Part2へ続く |
錦湯 京都府京都市中京区堺町通錦小路下ル八百屋町535 075-221-6479 16:00-24:00 月曜休、番台。 地下鉄烏丸線の四条駅(烏丸通りと四条通りの交差点)、もしくは阪急京都線の烏丸駅で下りて、四条通りの北側を東に進む。大丸デパートを越えて次の路地(堺町通?)で左折してしばらく北上した右側にある。北側を東西に走る商店街の錦小路から少し南下したところ。駅からだと5-7分ぐらいか。 コメント:とうとう銭湯写真集にも収められている待望の銭湯、京都四条にある錦湯へやってきた。外観は噂どおりの町屋風木造三階建て。窓にはすだれが吊り下げられていて、いかにも京都らしい風情を醸し出している。とはいうもののここのロケーションとしては、すぐそばに大丸デパートがあって、その1階部分には高級ブティックが立ち並ぶような大通りの裏にあたり、ここではこの建物だけがぽっつりと取り残されたようにたたずんでいる。 さて、玄関正面、男女それぞれの暖簾をくぐって中へ。番台と土間に続く脱衣場の床にはよしずが敷き詰められていて、壁際には木製の古いロッカーが並び、その上には常連客の名前の入った四角い行李が縦かけるようににずらっと並べられている。天井は低めながらも格天井で、壁際に2階に昇るための階段があるのも珍しい。 浴室へ。タイルなどは昭和中期風のモダンレトロなもので、床の模様もおもしろい蓮華色と白のチェック柄。浴槽の配置は変形L字状の浅湯と深湯(湯温は42℃ぐらいで、2点ジェット3基あり)に続いて電気風呂、薬湯というラインナップ。短めの島カラン(カラン4つ)があって、その他に壁際に2-4-6-2のカランの配置。桶は関西風の小さ目のケロりん黄色桶で、M字の緑椅子が重ねて積み上げられている。 そんなわけで、外観は惚れ惚れするような京町屋風だが、その実は結構モダンで機能的な京都の街中にどんと構える現役伝統銭湯だ。 |
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