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松の湯 国立市西2−21−31 042-571-2915 15:00-24:30、第1、3水曜休、フロント。 国立駅の南口で降りたら富士見通り(西側を斜めに南下する通り)をまっすぐ進んでいく。10−15分ほど歩いたあたりの交差点を左へ入ってすぐの右側。駅から15分の記載。 コメント:昭和モダンでいて時代を感じさせるようなこじんまりとした一軒家銭湯だ。国立の旭通り(東側を斜めに南下する通り)の同じぐらいの距離のところに鳩の湯があって、ちょうど国立の双璧をなす銭湯といった感じ。商店街の端のほう、住宅街の入り口に位置する地域密着型の銭湯だ。 正面玄関周りの構造は東京の銭湯としてはとても変わっていて(地方ではときどき見られるが)、左右別々の入り口から入って男女共通の踊り場に出て、両サイドの下足箱に靴を入れてから正面のフロント(といってもパチンコの景品交換所のようなもので、親父さんは横向きに座っており、お客が来るたびにガラスの窓口を開け閉めする)で料金を払う。さらに左右の入り口から脱衣場へ。中に入ってみてなるほど、景品交換所のようなフロントは脱衣場の中に位置していたのだ。 きれいに磨かれた板の間、壁際にロッカーが並び、中央には表裏にロッカーが4つづつが付いた小さな島状ロッカーあり。男女の境壁は低く、フロントの背中側に白い木のベンチが置かれている。HOKTOWのアナログ体重計あり。棚の上に一つだけ乱れ籠発見。脱衣場手前は縁側になっているが、(今は?)庭というほどの庭にはなっていない。天井はフラットだが、3枚羽の扇風機が1機だけぶら下がっている。 浴室へ。タイルなどは比較的新しいものに張替えられているようだ。島カランが1列で、左右に立ちシャワーブースが1基づつあり、カランの配置は8-5-5-5、湯温・量良好。カランお湯は熱め。そして、正面には丸山師による瀬戸内海のペンキ絵(女湯が気になったが、駒ケ岳のようでもあるが、富士山ではなさそう)書き込みは14.10.16とあって、ちょっと時が経っているようで、ところどころぼろぼろと剥げ落ちかかっているのが気になる(書き換える余力がない?)。 浴槽は右手の深湯が水枕付きの7点ジェット座湯2基、左手の広めの浅湯には左に電気湯、右にバイブラ湯があり、湯温は42℃強といったところで、ちょっと長湯になる感じ。ペンキ絵下に広告看板がずらっと並んでいて、久しぶりに壮観な印象を覚えた。背景広告社の看板や、多摩クリスタルなどのおなじみの宣伝も。 というわけで、国立の噂の銭湯?松の湯は、こじんまりとしていて地方的な雰囲気の漂う昭和レトロ銭湯だ。 |
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