日の出湯


【2004.1.11】  
日の出場
江東区住吉2−5−14
03-3631-3429
15:30-23:00
、木曜休、番台。
都営地下鉄新宿線の住吉駅で下車して一番南側の出口で外に出るともう目と鼻の先だ。南北に走る四つ目通りを少し戻るように北上した左側にある。銭湯マップでは駅2分となっているが、この最南部の出口からなら1分以内?と思われる。


コメント:一応瓦屋根はあるものの特に破風屋根などはなく、昭和中期頃を思わせるようなこじんまりとした一軒家銭湯だ。入り口がやや引き込んだ位置にあるのだが、通路前の左右のビルの位置に影響されて、通路そのものと新しく改装された入り口が女湯側に偏っており、玄関を入ったところの構造が左右対称になっていないところがユニークだ。入り口を入ると番台、島ロッカーが中央にあって、手前側と壁がわもロッカーが並ぶ。天井は結構立派できれいな格天井になっており、脱衣場の雰囲気は落ちつたレトロな感じがする。服を脱いでいると珍しく小学生の4人組みが子供たちだけで銭湯に入ってきた。「子供4人」と言われて番台のおばあさんはすぐに計算ができず、子供達に合計料金を教えられていたが、そんな光景がほのぼのと感じられた。
さて浴室内だが、こじんまりとはしているが正面には立派なペンキ絵(松島のような風景だが特に覚書は記されていない。中島さん?)。タイルなどはきれいなものに張り返られていて、何と行っても外側カラン上の窓枠がサッシではなくて木製の新しいものが使われていて感じがよい。浴槽は2槽だが外側の浴槽(浅湯でバイブラと2点ジェット付き)が台形をしていて大きく手前がわに張り出しているのが特徴的だ。狭い方の深湯は座湯になっていて、7点ジェットが2基備え付けられている。温度はともに42℃、というのも銭湯マップにも「浴槽温度は42℃前後」と歌っているだけのことはあって、きっちり42℃にセットされている(ハイテクの温度調節器?がどこかに隠されているのか?)。やや物足りない反面、それより下がることもなさそうだ。
島カラン1列で、右手前に立ちシャワーブースが1基あるので、カランの配置は6-4-4-4で、すべてシャワー付き。湯音・湯量は良好。
脱衣場には横長の引き戸付きの冷蔵庫にエスキモーのアイスクリーム用冷凍庫も置かれていた。きれいでお湯が温めで、アイスクリームがあるあたりが子供に人気を博しているのか、みんな結構長湯で銭湯を楽しんでいた。そんなわけで、駅にも近くて地元のひとびとに愛されているいい銭湯だ。

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