第一弁天湯


【2004.5.2】  
第一弁天場
江東区東陽1−25−10
03-3644-0577
16:00-23:30
、土曜休、番台。
地下鉄東西線の木場駅で下車して永代橋通りを東へ進む。大横川を渡ってさらに進み、洲崎橋の交差点を右折して南下する。また小さな堀を渡って進むと洲崎橋南の信号のところに出る。ここを左折してすぐに右折したところの右側にある。駅から7分の記載あり。


コメント:。木場周辺の3軒の銭湯はみんなビル銭湯。というわけでレトロマニアとしては久々のビル銭湯入浴となった。入り口は結構大きくて、昔のビルというか大阪の古いビル銭湯のような趣だ。玄関の中はごく普通の東京銭湯の構造。左右の踊り場から木製の引き戸を開けて中へ入る。ここはビル銭湯ながら番台。天井はやはりビル銭湯だけあって相当低いけれどもちゃんと大き目の格子模様になっている。色はクリーム色。島ロッカーが1列(きれいな花が飾られていた)で男女境の鏡壁との間に旧型マッサージ機、洗い場寄りにHokutouの体重計と銭湯グッズのショーケースがある。脱衣場手前には縦型の冷蔵庫にビールやビン牛乳類が見える。ふと右手コーナーを見るとドアが開け放たれていて、すだれ越しにもすぐ外が路地の道路なのがわかる。男湯だからいいものの、おおらかな感じだ。
さて、洗い場へ入ると、昭和中期頃のやや古めのタイル張りながらピンク、青、白とケーキ模様のようで華やかだ。その代わりタイル絵等のビジュアルものはぜんぜんない。島カランは1列で、湯温・量は良好。カランの配置:5-4-5-7で、柱の影に立ちシャワーブース1基。浴槽は浅湯(2本ジェット付き)と深湯のシンプルなもので、湯温は43℃強とやや熱め。
そんなわけで、ひさびさのシンプルビル銭湯だったが、地元の人でけっこう賑わっていた。第一弁天湯は機能重視で、比較的活気のある商店街の裏手にある街の銭湯だった。

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