おふろの王様
花小金井店

【2007.4.14】  
天然温泉おふろの王様、花小金井店
東京都小平市花小金井南町3−9−10
042-452-2603
9:00-00:00、年中無休、フロント。


平日:大人800円(会員750円)、小人400円、幼児300円、3歳未満無料
祝祭日:大人1,000円(会員950円)、小人500円、幼児400円、3歳未満無料
入浴回数券(平日以外は別途100円追加料金必要):10綴り7,000円

http://www.tatemono.com/ousama/hanakoganei/index.html

アクセス:西武新宿線花小金井駅からグリーンロードを田無方面へ徒歩13分。車の場合は五日市街道を右折(都心からの場合)して小金井街道を北上、鈴木町の交差点を右折して鈴木街道を進んでいくと左側にある。

コメント:これを契機におふろの王様について調べたら、
東京建物(明治29年安田善次郎設立)という不動産会社の関連会社としてスーパー銭湯運営会社(株)ホットネスが平成10年に設立されたとのこと。光が丘店、東久留米店は入浴済だが、このほかに天然温泉の志木店と横浜の港南台店があるようだ。

この花小金井店。外観はドライブイン風でもあるが、光が丘店がややモダンな感じであるのに対して
建物周りに緑を植えて和風な感じに仕立てられている(東京建物母体だから建物はお手の物ということか)。

大きな鉄骨2階建て駐車場との間に私道を作って正面玄関としているので、鈴木街道沿いからはあまり目立たずうっかり通りすごしてしまいそうだ。大きな玄関から中に入ると右手に早速下足箱スペース(100円変換方式)がある。靴をしまって上にあがると、すぐ正面に
チェックインカウンターが設けられている(L字形で、玄関向きがチェックイン、内側向きがチェックアウト用と分けられている)。会員入会金は100円で、全店で使える上に家族で1枚でいいことを考えると断然入会すべし。

ロビースペースは思ったよりも小ぶりで、右手には
レストランスペースが広がっている。正面に向かって廊下が伸びており、その左側に床屋やタイ式マーサージ・足壷押しなどのお店が並んでいる。正面突き当たりに小休憩室があって、右折して正面にカウンターがあって、ここで岩盤浴のチェックインが行える。この段階では既に受け渡されているリストバンドのバーコードで入力するだけ。なお、岩盤浴は廊下を戻って階段を上がった2階にある(2階は岩盤浴のためのスペースというった感じ)。先の小カウンターの両脇に男女別々の暖簾の掛かった入り口があって、ここから早速脱衣場へ。

ここもこの手の施設としては比較的小ぶりで、100円返却方式のコインロッカーが窮屈そうに配置されている。左手奥に洗面台があるが、左右3人分ずつの6人分ぐらい。
脱衣場の奥はガラス張りになっていて、その奥に広がる露天スペースの様子がよく見えるようになっている(借景といったところか)。

左手からすぐに露天スペースにも出られるが、普通は掛け湯をしたりするわけで、ほとんど全ての人が右手の内湯スペースに進む。右手には
垢すりコーナーの部屋があって左に向きなおすと、正面に掛け湯あり。その裏手に内風呂の浴槽が広がっているのだが、手前に珍しい不感湯(体温と同じ温度の34−6度で熱くも冷たくも感じないと言う意味らしい。しかし温泉。)があって、結構人気。その次が天然温泉のあつ湯(といってもここでやっと42℃ぐらい)。それと背中合わせに白湯の水風呂があって、左奥の乾式サウナ(扉を入ると花道からいきなり階段の上の出る)からアクセスできるようになっている。さらに奥の壁の下に色物風呂、寝湯が6基ぐらい並んでいる(4点ジェットであったり、バイブラであったり)。

右側におふろの王様独特の
お湯の流れる石造りの椅子が並んでいる(6基ぐらい)。これがなかなか気色よくて、湯上りにまったり座っているのにはちょうどいい。その裏手、浴室入り口から見て右側に洗い場スペースがあるのだが、長く1列の島カランでカランの数は確か、28個。

そして、露天スペース。右手前に岩山を従えた
主浴槽の露天風呂があり、ここの右端に寝湯3基あり。また、岩山の高台にやや小ぶりの源泉風呂あり。露天スペースの奥には櫓の下に絹の湯という超ミクロ白湯(ここが42℃強とやや温度があって気持ちがいい)、スペース手前に樽風呂3基あり(ここはすごい人気でなかなか空かない。というか同じ人がずっと占領している)。最後に右奥に湿式蒸しサウナ(珊瑚蒸し風呂)あり。

岩盤浴スペース(2階)は別料金で、750円(会員700円)。3つの部屋があって「塩の癒(60℃)」は岩塩、「薬の癒(47℃)」は薬宝玉石が敷き詰められ、漢方薬が吊るされている。「彩の癒(42℃)」には生効石、トルマリン、木紋石、セラミックボール、全4種類が敷かれていてまったりくつろげる。このほか冷却用の「凛の癒」とうアイスルームがある。ロビーには足湯ならぬ足石があって、玉砂利に足を突っ込んでくつろげるようになっているほか、壁際の床やベッドで休むこともできる。比較的利用者が限定されるので、ビップルームのような快感がある。

というわけで、天然温泉のおふろの王様花小金井店は、系列店と比べるとやや高めだが、都会で天然温泉に入れるほか、充実した岩盤浴もあって、ボディーをリフレッシュしにいくには絶好の温浴施設だ。

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