小松湯


【2007.3.20】 
内部の写真へ続く
小松湯
埼玉県川口市青木3−12−1
048-251-5733
4:00-11:30、水?曜休、番台。

アクセス:JR川口駅東口で降りたら駅前通りを東へ進み、樹モールを通り越して六軒通りを進んでいく。さらに中央道路を越え「栄町2」交差点へ出たら左折して今度はオートレース通りを北上する。八軒通りを越え、市役所前通りを越えて2つ目の路地を右折してまた東へ進むと左側角にある。駅から15-20分ぐらい。

コメント:外観は
レトロな平入り瓦屋根銭湯。玄関上に小さな千鳥破風があって、木彫りの懸魚松の葉が彫られている)も付いている。玄関周りの構造は典型的な東京型銭湯に同じだが、全体的に規模を小さくした感じ。玄関上の欄干のガラスや玄関の引き戸などは昔ながらのもので全く手が加えられていない。
中に入ると右手に番台、年末に改正された新料金410円を払って脱衣場へ。天井は折り返しなしの
格天井。中央に島ロッカーが1列、壁際にもロッカーがあり、手前のガラス戸(奥に縁側と小さな庭もありそうだが、明かりがなくて全く見えない)の前と、壁際ロッカーの前に長椅子あり。男女境は鏡壁になっていて、縦長の冷蔵庫が置かれている。アナログ体重計は珍しいもので、「SOUKA SCALE」と書かれている。地元埼玉製か。
浴室に入ると
天井は東京型2段式だが、2段目の下の方は緩やかな弧を描いてややドーム状になっている。中央に島カラン1列、カランの配置は6-4-4-6、カラン周りや床のタイルなどは新しいものに張り替えられており、一部は石造りで豪華な感じがする。カランの湯量・湯温は良好。というよりはカランのお湯は非常に熱い。左手前に立ちシャワーブース1基あり。
さて、正面壁は
ペンキ絵で、描かれているのは瀬戸内海のようで、丘の向こうに内海というような構図(女湯が富士山)、覚え書きはないが、中島師のタッチのよう。浴槽は左が独立した薬湯(今日は緑色)、主浴槽にきてあわあわのバイブラ浅湯水枕付きの7点ジェット座湯2基の深湯、湯温は42℃強とちょうどいい熱さ。
というわけで、川口の旧繁華街に近い住宅街にある小松湯は昔ながらのレトロ感たっぷりの一軒家銭湯でありながら、浴室内は綺麗に改装されて使いかってのいい理想的な地域密着銭湯だ。

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