堀代湯
埼玉県川口市芝５−１−１１
048-266-6777
4:00-11:00、5日、15日、25日休、フロント。
アクセス：JR蕨駅東口で降りたら駅前通りを東（正面）へ進み、6差路を左折して北上。通りを1本渡って北上してしばらく行ったら右折した突き当たり。駅から5分ぐらいか。
コメント：川口銭湯大手をかけていたつもりがあと3つも入っていないことが判明。と言うわけで、川口出張最終日の今日も川口銭湯をはしごすることになった。まずは夕飯前に堀代湯へ。ここは川口と言っても蕨駅の東口、繁華街から北に抜けてすぐのところにある。煙突は目立つのだが、住宅の中に埋没していて、入り口を探すのが一苦労。北側の縦に伸びる道路から花道のように長く引き込んだ通りの突き当たりにある。玄関前はアパートが建っていて、自転車が通るのがやっとという狭さで、建物の正面から写真撮れず、アパートの敷地に入って斜めからやっとゲット。建物自体は昭和後期的普通の一軒屋銭湯で、屋根もトタン張りだろうか。右手前にコインランドリーがあり、建物右手が車4台の駐車場になっている。
玄関は左右・男女に分かれていて、靴を預けてからサッシ戸を開けると右奥にすぐのところにおじさんがこっちを向いて座っている（いわゆる逆向き番台風フロント）。で左手すぐのところに縦長暖簾が掛かっていて、脱衣場との境に扉はなくすぐ脱衣場に移行している。脱衣場の中はあっさりとした四角い空間で、外側壁際ロッカーのほか横長に島ロッカーが置かれ、埼玉らしく禁煙とは無縁と言う感じに島ロッカーの上に大きな瀬戸物の灰皿が置かれている。男女境は鏡の張られた化粧台で、その左手壁に浴場ポスター（子供が並んで背中を洗っている図）や大相撲の関取全員集合の写真ポスター（これは珍しい）などが張られている。体重計は家庭用の汎用小型体重計。室内には冷蔵庫などなし。左手前のサッシ戸の外には縁側と小さな庭があって親父さんの趣味の植木鉢がずらっと2列ぐらい並べられている。ビニール製の小さな温室があってその中にも植木がある。トイレは縁側からぐるっと回った横手。
浴室もきわめてシンプルで、先週は行ったあずま湯とそっくりだと思ったら、壁のローマ風タイル絵や浴槽周りの石貼りもそっくり、というか全く同じ内装だ。親戚なのか同じ業者が同時に改装したかどちらか。天井は一応2段式なのだが、ちょっと低めで換気が悪いので湯気が立ち込めていて視界が悪い。島カラン1列で、カランの配置は5−5−5−5、湯温・湯量は普通。立ちシャワー1基。浴槽もシンプルで左手が。バイブラ浅湯で下から赤外線のライトアップ、右手は4点ジェット付きの座湯2基。
というわけで、蕨北側の住宅内にさりげなく建っている堀代湯は、さっと入浴してささっと済ませるといった感じの地元志向のあっさり銭湯だった。
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