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内部の写真へ続く |
いさみ湯 埼玉県川口市芝2753 048-262-3497 3:30-12:00、5、15、25日休、番台。 アクセス:JR蕨駅東口で降りたら駅前通りを東(正面)へ進み、6差路を越えて始めの路地を左折して北上。通りを1本渡って芝銀座通りを北上していく。商店街が終わって出た通りを右折してしばらく行った左側。駅から10分ぐらいか。 コメント:仕事が終わってから川口市内をバイクで徘徊して川口銭湯に行くのも随分当たり前になってしまうほど、川口にもすっかり慣れてしまった。今日はまず川口の北のはずれ、蕨からも北東に位置するいさみ湯へ。横走する街道筋から花道で北へ入ったところにある。左右を隣の建物にサンドウィッチされているので、建物全体が見えにくい。それほどレトロ感の強い建物ではないが、瓦屋根の立派な一軒屋銭湯だ。 ところでここの特徴はとにかくシンプルということ。余計なデコレーションはほとんどない。玄関の構造はごく一般的で、左右の下足箱があって、アルミサッシ?の自動ドアーから脱衣場に入る。番台形式のフロントで、パドックのような奥まった構造(見通せるのは正面だけ)。脱衣場も限りなくシンプルで、必要なものがそれなりに配置されていて、飾り気はあまりない。でも平らな天井だけはピンク色に塗られていて、なんとなく温かみを加えている。中央には畳状に広いベンチがあって、周囲の壁にロッカー、左手奥に小さな化粧台があって、右手にはKeihokuのアナロク体重計あり。 早速、洗い場へ。第一印象はやはりシンプルそのもの。比較的きれいな白系統のタイルに張り替えられており、正面壁も白壁という感じ。近くでよく見ると薄い柄が入っている。男女境壁にはローマに遺跡の絵なども描かれているのだが、薄い色使いなので、近くに寄らなければよく見えない。浴槽もきわめてシンプルな浅湯(広め)と深湯。湯温は43℃弱で、深湯に少しバイブラが付いている程度で、浅湯は水面は波を打ったように静か。それでもよく見ると浴槽の周辺が御影石のようなもので張り巡らされており、なかなかゴージャスではある。島カランは1列でカランの配置は5−5−5−5、湯温・湯量は良好。立ちシャワーブース2基。お客さんは極端に少なくて、土曜の7時だと言うのに自分一人になってしまった。帰りしなに女将さんからおじさんに番台を代わるところだったが、しばらく2人でパドック番台の中で話しをしていた(それほど中が部屋のように広いのだ。これは珍しい)。 というわけで、いさみ湯は静か(確かテレビも音楽もなかった)で、シンプルな街道沿いの一軒屋銭湯だった。 |
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