|
内部の写真へ続く |
せんなり湯 埼玉県川口市東領家1−21−8 048-223-5740 14:30-23:30(祝日は10:00まで)、日曜休、フロント。 アクセス:埼玉高速鉄道川口元郷駅で降りたら国道122号を北上、すぐ交差する結構広めの車道を右折してひたすら東へ進む。徒歩では10−20分はかかるだろうか。元郷小(左)を過ぎて、中元郷中(右側)を越えたら2つ目の路地を右折してすぐの右側。駅から20分ぐらい? コメント:18時に川口での仕事を終えて、ダッシュで向かった(もちろん車で)が18時20分にはもうあたりはすっかり暗くなってしまっていた(まだ、9月8日だというのにあっという間に日が短くなったもんだ)。というわけで、外観の明るい写真は撮れず。実はそれを予想して今日は昼休みにも訪問したのだったが、玄関前で女将さんが草むしりをしていて写真を撮ることできず(草むしりの風景を撮っても良かったのだが・・・)。 で、建物の外観はちょっとだけ新しめの昭和中期的瓦葺一軒家銭湯。懸魚もあるか、簡素化された幾何学模様(とはいえ寺院仏閣では比較的古い建物でも幾何学模様が採用されているが・・・)。内部はだいぶ改装されてるのか、サウナ施設のロビー風。玄関ドアー(確か自動ドアーだった)の中は全体が広いロビールームになっていて、下足箱もその部屋の中の右側の壁にある(室内に下足箱があるのが珍しい)。左側にカウンターがあり、その左手前にソファー・テーブルセットがあってくつろげる四角い空間となっている。入り口は正面の男女別々の暖簾から。 脱衣場は白を基調としたモダンな感じ。天井もフラットの白塗り壁で、蛍光灯も多くて明るい感じ。周囲にロッカーがあって、中央にも島ロッカー。右手前にはサッシ窓をはさんで、広めのベランダがあって、長いすでタバコも吸えるように工夫されている。入り口付近の瓶コーラの自動販売機が珍しい(100円)。体重計はKeihokuのアナログ体重計。 洗い場へ。ここもタイル等、比較的新しい少し柄入りの白いタイルに貼りかえられていて、モダンできれいな感じ。島カランは1列で、6-4-4-4と狭いと言うよりもゆったりしたカランの配置。風呂桶台が設置されているのだが、すごく低い位置に設定されているのが珍しい。したがって、その壁に取り付けられているカランの位置も通常より低い。 正面にある大きな1槽の湯船も淵が低くて、下に掘られた感じ。ここにはバイブラはあるもののシンプルであっさりした浴槽(湯温は42℃ぐらい)。正面壁にビジュアルなどはない。で、もうひとつ、右の通路から進んだところに第2の浴槽部屋がある。というのもその通路の左側に無料の湿式サウナ室があって、その奥に巨大な第2の浴槽あり。左手に打たせ湯が3つ並んでいて(ここの湯温は30℃ぐらいか、水風呂に近い)、その奥に大き目の四角い浴槽(38℃ぐらい)が続いていて、壁際には4点座ジェットが5基並んでいる。壁は板張りの和風で、洗い場本体の建物との間にガラス張りの中庭もあって、なんとも贅沢な感じ(建物脇に増築したものと思われる。どうせなら露天にしたら最高だったのでは?)。 というわけで、せんあり湯は外観的には普通の中期的レトロ一軒家銭湯のようだが、なかなか綺麗に改装されていて、浴室が奥深くてちょっとモダンな造りの優良銭湯だった。ポイント高し。そんなわけでけっこう賑わっているのだが、人間背景画の人が多い(半数近く?)のが目立ったが、鋳物の町・川口の職人さんだろうか。もろの人もいて、混在している感じだが・・・。 |
|
ホームへ戻る| 各地銭湯リストへ戻る|