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内部の写真へ続く |
ふくの湯 埼玉県川口市元郷5−19−10 048-223-3246 12:00-24:00、土日祝日は9:00-24:00、年中無休、フロント。 アクセス:埼玉高速鉄道川口元郷駅で降りたら国道122号の東側に渡って、歩道を抜けて国道と平行して走る小道に出たらそこを右折して道成りに進む。高層ビルの手前で左折して道成りに進み、6差路を越えて次の十字路を右折して南下する。しばらく進んだ左側角にある。駅から10分ぐらい。 コメント:5階建ての白亜の殿堂という感じで、屋上に大きく「ゆ」の文字の看板が掲げられている。一見して銭湯というよりはスーパー銭湯と見紛うような立派な施設だ。縦看板には「露天風呂、サウナ、エステバス」と書いてあるが、ふくの湯とは書いてない。建物の1階が駐車場になっているばかりでなく、南側に「ふくの湯専用駐車場」があり(これを見てふくの湯ということが分かった)、駐車場は全部で20台分以上はあるのではなかろうか。 建物正面の上には金の文字で大きく「ふくの湯」と書いてあった。で、コインランドリーを挟んで右端のガレージの中に材木が山のように積まれている(こんな大きな温浴施設なのにお湯は薪で沸かしているということか)。玄関を入ると右奥に向かって下足箱(キーは100円変換方式)スペースがあり、左手のエレベーターで階上に進む。3階で降りるとロビースペースとなっており、右側窓際にソファー・テーブルが並び、テレビが置かれている。清涼飲料水とアイスクリームの自動販売機あり、入浴券も券売機で購入する。左手のカウンターで入浴券を渡して、男女別々の暖簾を潜って中へ進む。脱衣場は箱型のこじんまりとしてスペースで、周囲にロッカーが並ぶ。左手に横長の洗面台(ドライヤーは3分30円)あり、右手前には螺旋階段で2階(実際は中4階?)に上がれるようになっており、ここはサウナ客専用のリラックスルームとなっていて、低めのソファーやテレビが並んでいる。 浴室に入って、右側から奥にかけての浴槽群に眼を見張る。全てがつながっている様に奥のほうに続いている感じ。左奥は中2階の浴槽があって、そこへ登る階段にはお湯が流れ出ていて、瀧のようになっている。右奥のは大量のお湯が流れ落ちる打たせ湯もあって、なんだかジャングルの中にいるような感じがする。とはいえ、植物が植わっているわけではなく、パール色の輝くタイルで、壁も浴槽も埋め尽くされている。細かく見ると、一番手前は緑の薬湯のぬる湯、次が大きめの水風呂、通路挟んでメインの浅湯(39℃の設定)で、その中の手前に10点ジェット(水枕付)と12点ジェットの2つの寝湯がある。この12点ジェットが面白く、体が空中浮遊のように水中で浮き上がる不思議体験ができる。左手に電気風呂(電気は弱め)、中央にバイブラがあって、右奥に打たせ湯。左奥の滝の階段を登ると中2階にまた色物風呂の深湯がある。ここの深さが半端ではなく、大人が立って胸の位置ぐらいまでお湯がある(小さな子供は完全に沈んでしまう深さ)。で、1本のビッグジェット1基、12点ジェット1基、床からジェットがでるもの1基、そして8点ジェットの座湯1基というラインナップ。 浴室に入って左手に四角いカランスペースがあって、カランの配置は7-3-2-4-4-3の23基。カランの湯温・湯量は良好。カランスペースの奥に大き目の乾式サウナ室がある。右手手前にはゆったりスペースの立ちシャワーブースが2基あり。そして、右手奥の階段で、5階の露天スペースへ向かう(2階分登るのがやや大変で、その分上は比較的空いている)。 上にあがってびっくり、なかなか立派な岩風呂の屋上露天風呂で広さもかなりなもの。で、正面にはロッジ風の建物があって何とこれが2つ目の乾式サウナ、でその手前に岩造りの水風呂も備えられている。日暮れ時と言うこともあって、立って眼下に望む夕焼けの夜景のすばらしく、なんとも贅沢な露天スペースだ。浴槽の端からは絶えずお湯が流れ落ちる滝もあり、また和風のしつされた壁には花のデコレーションも。 というわけで、川口元郷のふくの湯は、荒川近傍の住宅街の中にそびえ立つ白亜の殿堂のような巨大な温浴施設で、銭湯の規模としては1都3県下でも随一かもしれない。年中無休で週末は9時からというのもすごい。 |
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