上青木温泉


【2007.8.4】 
内部の写真へ続く
上青木温泉
埼玉県川口市上青木4−4−5
048-262-4126
3:30-11:00、水曜休、フロント。

アクセス:JR川口駅東口で降りたら駅前通りを東へ進み、樹モールを通り越して六軒通りを進んでいく。中央道路を左折して北上する。かなり進んでいくと左角に不二家レストランのある交差点あり。これを越えて3つ目の信号を左折。しばらく行った左側にある。車でも駅から10分ぐらいだから、歩くと30分以上か。

コメント:川口銭湯巡りも佳境に入ってきて、はたくも11件目で、今日はちょっと北上して上青木温泉へ。名前に惹かれて楽しみにしていたのだが、どうやら関西で流行しているいわゆる
普通のお風呂屋さんを温泉と呼んでいるだけのもよう。それでも建物は平入りの黒瓦屋根の昔ながらの一軒家銭湯だ。入り口あたりは綺麗に改装されていて、なぜかまた例の半円形のビニール製の庇が玄関前に伸びている(これを取り付けるというのはどうやら川口の流行であったらしい)。微妙に各銭湯で色合いが異なっている。ここは茶系統というかオレンジ色といったところ。

さて、玄関は右寄りに移動していて、右手の下足箱に靴を入れ、正面奥の確か自動ドアーを空けて中に入り、左を向くとその正面にカウンターがある。料金を払い、本来の正面にある男女別々の暖簾を潜って脱衣場に入る。暖簾の下が短いので、脱衣場からちらちらと受付カウンターのあたりがときどき見えるのが味噌(逆からも見えるのか)。

脱衣場は昔ながらの構造だが、。庭などはない。中央に
背の高い島ロッカーがあって、男女境壁に化粧台。天井は格子状ではないが、3枚羽の扇風機が回っている。鏡横にはKeihokuのアナロク体重計あり。浴室側の壁にカラフルなタイルが貼られている(洗い場内と同じ)、これが花柄か何かで結構派手め、こういうのは関西の銭湯に多く、関東では珍しい気がした。

さて、洗い場へ。島カラン2列で、
横長の長方形の鏡が取り付けられている。かと思うと壁際に鏡は独立タイプ。カランの配置は6-5-5-5-4?だったかな。右端手前に立ちシャワーブース2基あり。で、浴槽だが、これまた川口に多い、3槽がつながったタイプ。右からバイブラの深湯、真ん中が2点背中ジェットが数本ある浅湯で、赤外線水中照射型、で右端にもうひとつバイブラの付いた深湯(おそらく薬湯用の浴槽と推察)。湯温は42-3度ぐらいのいいお湯で、薪で焚いたもの。最後にビジュアルだが、ペンキ絵はないのだが、浴槽上の壁に3舟の大型タイルを使った小さなタイル絵(左はご存知富士山、真ん中が小島に浮かぶ神社仏閣、右がまぜかかわいらしい金魚)。

というわけで、川口は市街の北寄りにある上青木温泉は市街地タイプの黒瓦屋根のあるの昭和中期的な一軒家銭湯だった。

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