稲村ヶ崎温泉

【2007.6.12】  
稲村ヶ崎温泉
鎌倉市稲村ガ崎1−16−13
0467-22-7199
12:00-21:00、不定休(メインテナンスのための休業あり)、フロント。


アクセス:江ノ電、稲村ヶ崎駅下車、徒歩5分。

大人のみ 1200円 (18才未満の入場はお断り)
お得な回数券 10枚/10000円
駐車場は温泉利用の場合、2時間無料サービス。
ナトリウム−炭酸水素塩泉(アルカリ性)

コメント:
ふらっと立ち寄る小さなお風呂屋」という振れ込みだけあって、新しい温浴施設としてはかなりこじんまりとしている。鎌倉唯一の天然温泉ということで、「美人の湯と言われる温泉、炭酸水素塩泉」とも書かれている。併設のカフェレストラン「Sundish」と同じ経営の模様。Sundishの裏に隠れるように建っているので、鎌倉方面から来ると見つけられずに行き過ごしてしまうので要注意(車はSundishの駐車場に入れる)。稲村ヶ崎エリアに入ってすぐ、稲村ヶ崎公園のまん前だ。

建物の外観は
和風の平屋建てで、入り口周辺も黒を基調としたシックな感じにデザインされている。階段を少し登り、格子の自動ドアーから中に入るといきなりロビースペース。右手の下足箱に靴を入れて、上にあがったら左手のカウンターで早速料金を払う(2005年開業当初は自動発券機があったという噂も)。受付はおばちゃん一人だが、なかなかきっちり挨拶してくれるので気持ちがいい。その先に丸テーブルに椅子2つという小さな休憩場があって、その奥の左右の男女別々の入り口から脱場へ進む。

脱衣場は箱型で、1面の壁に
100円返還式ロッカーが並ぶ。対面は自動販売機1つとこじんまりとした洗面台となっていて、いかにも小ぶりな感じ。引き戸を開けて浴室へ。手前が四角の内風呂スペースで、ガラス張りの向こうがやはり四角い露天風呂スペース、で実はその奥の雪の鎌倉?のような横長の部屋があって、そこが乾式低温サウナとなっている。

内風呂スペース。入ってすぐの左右にカランが3-4の七つ、
黒い石造りの重厚な造りで、温度調節式シャワーにシャンプー、リンス、ボディーソープ設置。で、木桶用のカランが温泉のお湯が出てくるらしい(後から知ったが未使用)。桶に加えて椅子も木製で趣きあり。

さて、内風呂は石造りの四角い大きな浴槽で、
透明度の非常に低い真っ黒な黒湯、湯温は41℃ぐらいとかなりぬるめだが、ねっとりと濃い感じの温泉力のありそうないいお湯だ。浴槽の角からお湯が絶えず注ぎ込まれている(循環湯だとは思うが・・・)。

さて、戸外。やはり四角いやや小ぶりの露天浴槽があり(湯温は40℃ぐらいとさらに温め)、その奥には竹林の脇に
小さな温泉の水風呂(温度は21℃)がある。さらに奥にあるサウナの中でで寝転んだり、水風呂にまったり浸かったりなどして、平日昼間の束の間の休憩時間を伸び伸びと過ごすことができた。

と言うわけで、稲村ヶ崎温泉は18歳未満お断りの大人の隠れ家的な鎌倉唯一の天然温泉入浴施設だ。入浴後に海岸と稲村ヶ崎公園を散歩して、こちらもなかなか気持ちがよかったゾと。


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