クアパレス藤
板橋区南町３９−１０
03-3959-1126
15:45-24:30、土・祝日は15：00-、日曜は12：00-、水曜休、フロント。
アクセス：東武東上線の大山駅で降りたら南側のハッピーロードには入らずに斜め左に向かう路地に入って真南に進む。川越街道を越えてから最初の信号で右折し、今度は2つ目の信号を左折して再び南下していく。しばらく進んでから、路地を少し右に入ってすぐの右側にある。駅から8分の記載。
コメント：そぼ降る雨の日は施設充実系の銭湯へ、ということで比較的近場の板橋区で候補を探す。「イタリアンタイルの雰囲気」という謳い文句に引かれて第二富士見湯へ向かってみると、な、なんと土曜日定休日、そ、そんなばかなとショックを受けるも気を取り直して、近隣でクアパレス藤へ。やたら近いのにこちらもすべてのマークが並んでいる（銭湯マップ2002で、ところで新しいお遍路マップではマークの種類が激減していて不便なんだけけれども・・・）。
住宅街の中に燦然と佇むクアパレス藤は区役所の出張所のような横長のボックス鉄筋ビルなのだが、駐車場充実、独特の長方形看板も和風モダンに凝っていて、なかなか綺麗でゴージャスな21世紀型の銭湯なのだ。玄関周りも広くて伸び伸びとしていて、まるでニュー銭湯系の施設の入り口のようだ。ロビーと一体になった広い玄関内の左側に新し目の下足箱、靴を脱いで上がった正面にフロントがあって、右側に休憩スペースが広がっている。テーブル・椅子が何台も並べられていて、スナックが食せるスペースになっている。確か生ビールなども用意されていた模様。随所に花瓶に生け花なども飾りつけもされていて、実に綺麗に飾られている。親父さんは海で遊ぶ？のが趣味らしくて、大きな水槽に熱帯魚なども飼われている。何でも千葉の海で採ってきたものとか。 下足箱を渡してサウナも頼むと珍しくブルーのタオルを渡される（99％がイエローだと思うんだが、よほど海が好きなのか）。左右の男女別々の縦長の暖簾を潜って脱衣場へ。こじんまりとしたスペースながら、モダンで綺麗にアレンジされていて、ペンションか何かの1室のよう。洗い場側に広めの化粧台あり。籐か何かの丸椅子が並んでいるのだが、上の方がぐるっと回る高級品。
さっそく、浴室へ。ここも統一されたモダンデザイン系浴室。左手に横向きにカランが並んでいて、カランの配置は5−5−5−4、その奥が広い水風呂で、さらに奥の乾式サウナ室が並ぶ。右側は立ちシャワーブース2基に続いて、半円形の薬湯（今日は霞という白濁湯、成分は不明）。その奥の巨大な変形主浴槽があって、奥はガラス張りで外の露天と背中合わせになっている。色物はビックジェットのエステ湯、下からバイブラが湧き上がる、水枕付きの寝湯、そして5点ジェットの樽風呂といラインアップ。湯温はどれも42℃とぴったり設定。奥の扉から外に出ると和風にしつらえた石組みの露天風呂あり（女湯は石造りではないボックス型らしいが）。外気が気持ちよく、なかなかいい休憩風呂と言う感じ。で、室内に戻ってサウナ室だが、入るなり汗が吹き出るようなナイスな設定。Ｌ字の広い3段式で、申し分のないサウナだ。広い水風呂も気持ちがいい。なお、ビジュアル的なものは何もない。
というわけで、住宅街の中にはまり込むように佇むペンション系モダン一軒屋銭湯のクアパレス藤は、設備充実、モダンで明るい21世紀タイプの地元密着優良銭湯で、何度も通いつめたくなるようなマル星銭湯だ
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