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小茂根湯 板橋区小茂根2−9−4 03-3956-3342 16:00-23:30、金曜休→2008.3.24で廃業、フロント。 アクセス:至近駅は地下鉄有楽町線の小竹向原駅。駅を降りたら信号のある通りを真北に進んでいって環状7号線に向かう。上板2小・2中のところの信号(3つ目)を右折して次の信号を左折してさらに北上。また次の信号を右折してすぐの左側、花道の奥にある。駅から12分の記載。 コメント: 5時半に浴場熱海を出てから速攻で移動して今日2軒目、明日(24日)で廃業の小茂根湯へ。今月はこのすぐ近くにあるパブリバ八光に来ていたのだが、そこと歩いて移動できるぐらいの距離にあった。花道の奥に佇む一軒屋銭湯で、近寄ると建物の全景が解らない(大きな庇がせり出しているので)。で、右手前の駐車場から奥を見ると昭和中期的な建物の全景がわかる。上には看板建築のような四角い構造物があって、全体がアイボリーに塗られた美しい外観だった。 花道を通って左かどの入り口から中に入る。正面にL字状に下足箱が設置されている。右を向いて自動ドアーから中に入る。ロビースペースの正面にあるフロントで料金を払って、銭湯お遍路の判子を頼むと自分で押してくれと判を渡させた。何度かトライしたが擦れて失敗してしまうからとのこと、なかなか愛嬌のアルいい女将さんだ。暖簾を潜って脱衣場へ。 脱衣場は小ぶりで島ロッカーや長いすが所狭しと配置されている。体重計はHouktowの比較的新しいもの。男女境に綺麗な化粧台あり。 浴室に入るとかなり綺麗に改装されてモダンで明るい内部の様子に驚く。正面壁には「夜のマンハッタンのビル街」といった感じのチップタイル絵がある。男女境壁の奥には無料の湿式サウナ室があり、その手前にサウナ専用と思われる立ちシャワーブース1基あり(その代わりに水風呂はない)。この立ちシャワーブースの壁のタイルがフランスの三色旗のようで明るい感じ。浴槽は右側が6点ジェットの座湯(水枕付き)が2基で、左側にある浅湯は広めだがシンプルな浴槽(43℃ぐらいと熱め)。島カランは1列で、カランの配置は5−5−5−6、湯温、湯量は極めて良好。さらに入り口を入ってすぐの両サイドに立ちシャワーブースが1基づつあると思ったら、右が打たせ湯で、左が6点横ジェットのボディーマッサージシャワーだった。 というわけで、深い住宅街の真ん中に佇む小茂根湯は、外観も内装も明るくて綺麗、設備もまずまずの使い心地のよい現役バリバリの銭湯だった。この日も多くの入浴客で賑わっていたが、女将さんも若くて元気そうだし、どうして止めてしまうのか解らない。張り紙には重油の値上げの影響云々と書いてあった。止めてしまうのがほんとうのもったいない優良銭湯だ。 |
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