森の湯

【2004.6.12】  
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森の湯
江戸川区東葛西4−35−16
03-3680-9788
16:00-23:00 廃業、フロント(番台形式)。
地下鉄東西線の葛西駅下車。駅の下を環7通りが縦に走っている。これを南下していき、初めの大きな交差点を左折してしばらく直進する。10分ほど歩くと比較的大きな交差点に出る。ここで左を覗けば左側にスーパーマルエツがある。マルエツとは道路の反対側の筋を東へ進み、最初の交差点を左折してすぐの右側。マルエツの方に左折せずに直進してから小さ目の路地を左折して進んでもいい(この場合はそのまま道路の右側)。駅から15分の記載。帰りはマルエツ前からバスがある(行きと帰りで多少コースが異なっている)。


コメント:葛西駅で初めて下車。ほんと、なかなかきれいな駅前。大通りの両側にバスロータリーがあって、その規模の大きさに驚く。ロータリーの向こう正面に巨大パチンコビルがあるのだが、それがまるでホテルのような外観で、壁のデザインがお洒落(ヨーロッパ風)でインパクトがあった。とりあえず、大通りを歩いて南下。駅からかなり遠いと聞いていたが、仲の湯のある交差点まではあっという間に着いた。横断歩道を渡って仲の湯チェック。大きな千鳥破風のそびえる立派な銭湯だ。しかし、玄関周りを巨大壁のように改装してあって、正面から写真を撮ると壁しか入らない。この手の改装ってときどき見かけるけど、ちょっと味気ないような・・・。レトロブーム再来ということで、また壁を取り壊してもいいのではなんてかってなことを思う。さて、ここを左折して新中川(旧江戸川?)方面に向かう。川の手前を左折してすぐのところに森の湯があるはずなのだが、歩いてみると、やはりうそだろ、という遠さ。いけどもいけども川辺に着かない。やっぱり、遠いいじゃないかと実感、そしてここを歩いて帰りたくないというきもちがひしひしと沸いてきた。そんなこんなで汗だくになりつつ、森の湯到着。道路はシンプルに格子状なので、道に迷うことはない。
外観は銭湯ブーム後期の造り?と聞いていたが、うわさ通りのモダンな外観。しかし、結構巨大でこれまた欧風の、モンブランかどこかのロッジといた感じで妙に趣があると感心。これまた珍しく背中合わせに左右に分かれた男女別々の入り口から中へ。脱衣場の中も落ちついた雰囲気でいい感じだ。中央にソファーがあるのがいいのかもしれない。アナログ体重計や乱れ籠も違和感なくなじんでいる。
さて、洗い場へ。正面に中島師の、男女両側にまたがる富士山に渓流を書いたペンキ絵(確かに近寄ってみると結構剥げているところもあるがまだまだきれい)。タイルなどは比較的新しいものに改装されていて、使いやすい感じ。浴槽も、薬湯あり、水枕付き6点ジェット座湯あり、柱状床バイブラありでそれなりのラインナップだ(湯温はどれも42℃強といったところ)。島カラン1列で、カランの配置は6-5-5-5(確か)。すべてシャワー付きで、湯温・湯量は良好。立ちシャワーブース1基あり。
そんなわけで、廃業しそうな雰囲気はどこにもなくて、今日も大勢の人で賑わっている巨大東京型銭湯だった。で、今日の段階でも廃業のお知らせは張り出されていないようだ。
帰り道、近所のスーパーマルエツの前でバス停を発見、バスもすぐに来てこれに飛び乗ったらバス停2つであっという間に駅に着いた。新中川の向こうはもう千葉県だから、東京の一番東のはずれの銭湯ということになるわけで、これを機会にこのなかなか足の向きにくいエリアに来ることができてよかったような・・・

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