宝来湯

【2005.2.5】  
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宝来湯
江戸川区江戸川6−12−16
03-3680-7016
15:30-22:00 日曜休、番台。
地下鉄東西線の葛西駅を降りたら南北に走る環状7号線をひたすら北上。葛西橋通りを越え、新川を越え、古川の親水公園のところに達したら川沿いに左折してすぐの右側。歩くと駅から20分ぐらいかかるが、バスで行けば「古川親水公園」バス停1分。


コメント:正面の小さな破風の上には平屋根の2階部分があり、両側に窓がついているのは珍しい。こじんまりとした一軒家銭湯で、地方のローカル銭湯の趣だ。玄関脇の引き戸も背が低くて民家の入り口といった感じ。中に入るとしっとりと田舎風、見るからに番台が低いのでぐるっと正面に回ってから向きなおして料金を払う。料金を載せる番台の机上が年期が入ってえぐれている。小さな脱衣場で、左奥にロッカーもあるものの乱れ籠が積まれた棚が残されている。左手前は外に通じていて、庭はないものの屋外トイレに続く廊下がある。男女境は鏡壁があり、縦型冷蔵庫、Hokutouのアナログ体重計が置かれている。必見は鏡の下3分の1に描かれたミニチュアペンキ絵。上州と書かれていて、緩やかな流れの小滝と山並み?が描かれている。
浴室も地方銭湯のような規模で、島カランはあるがカランは3基づつで、外側の壁にはカランがない。で、カランの配置は3-3-6、湯温・湯量良好。立ちシャワーなどはなく、浴槽もひとつで2点ジェットが2本あり、湯温は43℃ぐらいで、本日は茶褐色の薬湯となっていた。sw、最後にペンキ絵だが早川、平成15年8月10日、白糸の滝という覚え書きがあり、富士山の手前に丈が短く横幅の長い滝が描かれている。
というわけで、宝来湯は昭和のテイストがそのままの形で残されている田舎風プチ銭湯だ。

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