ららぽーとの湯
常盤殿

【2006.5.3】  
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ららぽーとの湯、常盤殿
千葉県船橋市浜町2丁目1−5
047-436-1098
平日10:00-24:00、土曜日9:00-25:00、日曜・祝日8:00-24:00、
年中無休、フロント。


平日:大人700円、小人300円、乳幼児(3歳以下)200円
祭日:大人800円、小人400円、乳幼児(3歳以下)200円
朝風呂チケット(13:00まで):大人500円、小人250円、乳幼児(3歳以下)200円
お得な平日回数券:10綴り6,000円
平日フリーチケット(入退室繰り返し可):大人800円小人、乳幼児400円
毎月26日は26の日(風呂の日)サービスデー:大人500円、小人250円
(ただし、26日が土・日の場合は翌月曜日)
http://www.gardenhotels.co.jp/tokiwaden/top.html

アクセス:JR南船橋駅から徒歩15分。京成線船橋競馬場駅から徒歩10分。京成線大神宮下駅から徒歩7分。南船橋駅からホテルサンガーデンららぽーとまで無料送迎バスあり。船橋競馬場駅からTOKYO-BAYららぽーとまで無料送迎バスあり。駐車場180台収容可能(3時間無料)、国道14号線船橋橋交差点を入る。

コメント:「TOKYO-BAYららぽーと」はかつて「娯楽の殿堂」
船橋ヘルスセンターのあったところ。
昭和27年、船橋市が東京湾の埋立地でガス採掘を行ったら温泉が湧き出た。そこに「船橋ヘルスセンター」という一大娯楽施設を造ったのだ。昭和46年に湾岸道路の着工によって敷地が分断され、地盤沈下防止のため天然ガス(温泉源)採掘禁止となって、昭和52年に閉鎖。その後、昭和56年4月に「船橋ショッピングセンターららぽーと」となって生まれ変わり、平成13年6月に「TOKYO-BAYららぽーと」の隣接地オープンしたのが温浴施設「ららぽーとの湯 常盤殿」だ。船橋にはむかし徳川家康が鷹狩りの際に宿泊した船橋御殿があり、船橋大神宮の中にあって
家康を祀った常盤神社の名前ににちなんで常盤殿と命名されたとのこと。

外観は広い敷地にゆったりと建てられた
平屋の和風建築。左に折れて下足箱が左右に並ぶ玄関スペースで靴を収納(100円玉返還方式)してから右手に進む。正面にソファーの点在するホールがあって、右側に畳敷きの飲食スペースが広がり、大きなガラス窓越しに和風庭園が見える。入り口手前の左側には癒しどころ(マッサージ)、右側には喫煙室が別室として作られている。ホールの中央左側に入浴フロントがあり、チェックインを済ませてから左手奥に進む。正面にはまたガラス越しに和風の坪庭があって、左右の分かれて男女それぞれの入浴スペースに向かう。大きな暖簾をくぐって脱衣場に入ると、島ローカー1列と周囲壁にロッカーが並んでいる。左側には化粧台スペースが(この手の施設には珍しくドライヤーを使うにはは20円必要)。ロッカーの鍵はまたまた100円返還方式のもの。

脱衣を済ませたら中央の入り口からそそくさと浴室へ。まずはもろもろの
内湯群が眼に飛び込んでくる。縦長にマイクロ湯(絹の湯)、バイブラ湯、2点座ジェットの並ぶメインの浅湯、木製の欄干のある渡り橋を挟んで2点ジェットのある深湯というラインナップ(湯温はいずれも41℃強といったところか)。右手にはかけ湯から始まって畳の休憩台(ガラス窓越しに坪庭あり)、水風呂、湿式サウナが並んでいる。そして最後に左側に両側にカランの並ぶ縦長の洗い場スペースが広がっている(手前にはまたガラス越しに坪庭)。カランの配置は16-12(2-9-1)。リンプー、ボディーソープ備付で、温度調節器付きのモダンなカラン(シャワーはプッシュして一定時間お湯が出る方式)。

そして
露天スペース。全体を木製の櫓が覆っていて、右手に大きな和風庭園が造られている。その手前にあるのがメインの浴槽と思われる円形風呂、その奥に樽風呂が2基並んでいる。左手壁際手前には広くて四角い浅湯があって、木製の舞台のような休憩台を挟んで、岩枕の寝湯、さらに一番奥の右側にジェットと水枕付きの寝湯、左側の高台に小さな滝からお湯が注がれている箱風呂(高見風呂)がしつられている。湯温はいずれも41℃強といった感じ。なお、浴槽や洗い場の床ははいろいろな効能があるといわれている光明石で造られている。

というわけで、「ららぽーとの湯、常盤殿」はいにしえの(かな?)船橋ヘルスセンターに思いを馳せながら、和の趣の中でなごむことができる坪庭一杯の和風入浴施設だった。

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