タカラ湯

【2002.12.29】  
銭湯の内部を見る

タカラ湯
足立区千住元町27−1
03-3881-2660
15:00-24:00 金曜休、フロント。
北千住駅西口からキタロード1010(駅前大通り)に出て日光街道を渡って北上、千住4丁目の交差点(千住新橋で荒川を渡る手前の信号)を左折していろは通りをしばらく行くとニコニコ商店街に出る。その通りをさらに進んで行き、道路に架けられている3つ目のニコニコ商店街の看板のところを右折した突き当たり。

コメント:何といっても玄関上の七福神の彫刻がすばらしい。男湯の外にある欄干と錦鯉のいる庭園もすばらしい(「東京人」No.169, 2000ほか、紹介多数)。ところで内部は大幅に改装されていて、フロント前のロビースペースを抜けてから脱衣場へ入る。脱衣場もとても広いスペースだが簡単な格天井はあるもののレトロな雰囲気はない。洗い場との境の引き戸上にきれいな透かしガラス発見。上述の庭園には左の全面ガラス戸のどこからも出ることができる。洗い場も巨大空間で島カランも2列並んでいる。カランの配置は7-5-5-5-5-5。すべてシャワー付きで、シャワーのお湯は良好だがカランの湯温・湯量はやや物足りない。立ちシャワーブース1基あり。床や浴槽のタイルは新しい物に張り替えられていてきれいだが、その分ペンキ絵やタイル絵などはなくなっている。浴槽は充実していて、ぼこぼこと音の出る強いバイブラ湯(本日はワイン湯)と、水枕付きの8点ジェット2基もあり、バイブラ湯では大きな檻からお湯が注ぎ込まれている(湯温44℃の記載)。驚いたことにさらに左奥に浴槽がもう2つあり、手前の薬湯は46℃の熱々で、その奥は逆に40℃のlラドン石湯だ。サウナや電気湯はないもののなかなかの充実ぶりで、お客さんの入りも上々のようだ。そなわけでレトロな外観とに大きな庭園、そして予想外にモダンな充実した浴槽のちょっと変わった銭湯だ。

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