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栗原湯 足立区栗原1−5−6 03-3884-6704 15:00-23:00 第2、4金曜休→廃業、フロント。 東武伊勢崎線西新井駅で降りたら北口に出る。環状7号線のガードを左側からくぐると大きなマンション沿いに北上する商店街がある。ここをしばらく進んで右折した右側。駅から5分。 コメント:大きな千鳥破風のある和風のレトロ銭湯なのだが、伝統的な東京銭湯の玄関周りとは一風変わっている。京都の町屋風でもあり、料亭の入り口風でもある。感じのいい2服の暖簾をくぐると、両脇のひどく離れたところに下足箱がある。かつては男女それぞれ別の下足箱であった形跡があるが、今は改装されて男女共通のロビーへと続いている。右手にフロントがあって、右手奥から脱衣場へ入る。 手前に戻るように脱衣場の空間が広がっており、周囲を取り巻くようにロッカーが設置されている。従って島ロッカーはない。Keihoku hakariの古いアナログ体重計あり。天井はベタの木製の天井。浴室は比較的こぶりながら典型的な構造をしている。中央に島カランが1列あり、カランの配置は8-6-6-6、カランの湯温は熱めで、湯量は良好。右手手前に2つの立ちシャワーブースあり。そして浴室正面の壁は正統派の早川師によるペンキ絵(15年5月26日、上州と覚書あり)、描かれているのはゆったりとした川の流れと岩山から流れ落ちる小さな滝。その下の浴槽も典型的な浅湯(2点ジェットとバイブラがあり、檻の石から絶えずお湯が注がれている)と深湯(一部に4点ジェットの座湯がある)で、湯温がなんと驚きの44−5℃といった感じで、お湯から上がると誰もみんな体が真っ赤になっている。 そんなわけで、栗原湯はこじんまりとはしているものの和風で典型的な東京銭湯の要素を残した人気のある街中銭湯だ。 |
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