松乃湯


【2004.10.27】  
銭湯の内部を見る

松乃湯
足立区保木間5−5−10
03-3884-1930
15:30-23:00 8、18、28日休/日曜、祝日翌日休、フロント。
東武伊勢崎線の竹ノ塚駅前から東武バス(花畑団地行き)で5分ほど、「北保木間」のバス停から歩いて3分の記載(帰りはバス停が同じ側にあるので1分)。日光街道を少し戻る位置にある。この日光街道がちょうど立体交差のために高架橋に登って行くあたりにある。

足立区最北端の銭湯、ということは東京都の最北端の銭湯か。この保木間というエリア、すぐ北側がもう埼玉県で、何とも郊外的な雰囲気のする所。街道沿いにケンタッキーフライドチキンやペットの小島などの大型店舗が点在している。
さて、銭湯の外観だが、こじんまりとした一軒家銭湯で、玄関前の雰囲気からはモダンな銭湯かと錯覚するが、上を見上げれば珍しい狐格子も残る超レトロな銭湯だ。期待に胸を膨らませて玄関に入るが、ロビースペースもなかなか綺麗に改装されている。フロントで料金を払い、ここで暖簾をくぐって脱衣場へ入る(左手前にはロビースペースの休憩所も完備)。
脱衣場の中も以外(レトロでないと言う意味で)にモダンな感じで白を基調とした明るい色で統一されている。ロッカーの色彩などもグリーンの色合いを段階的にグレーディングさせてなかなかおしゃれできれいな感じに仕上げている。HOKTOWのこれまた緑色のアナログ体重計あり。左手前は小さな坪庭。
浴室へ。何とここも最近改装されたばかりなのか、明るくてモダンな造り。正面には虹色に塗り分けられた幾何学模様のタイルが貼られている。島カランが1列あって、カランごとに貼られたセパレート鏡がまたお洒落な感じ。天井は水色ベースのペンキで綺麗に塗られており、どこをとってもレトロな感じは微塵も感じさせない。カランの配置はゆったり間隔の5-5-5-5で、湯温・湯量ともに良好。右手前に立ちシャワーブース1基あり。左手奥には無料のスチームサウナがあり、なかなか好評の様子だ。浴槽は基本的な2槽の造りで、浅湯にバイブラ、深湯に3点ジェットの座湯が2基ある。湯温は42℃ぐらいで熱からず、温からずといったところ。
そんなわけで、外観(の一部)からは超レトロと思しき松乃湯は、実は超モダンに生まれ変わった超快適リサイクル銭湯だった。

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