曙湯

【2003.3.4】  
銭湯の内部を見る

曙湯
足立区足立4−22−3
03-3886-0706
14:45-24:00 第2、4、5木曜休、フロント。
東武伊勢崎線の五反野駅を降りたら駅前通りを少し南下、五反野駅前交差点の5差路を右斜め前へ。信号2つ越えて右折した右側。駅より5分。
コメント:築地塀を従えた唐破風屋根の堂々たる風構えで、懸魚には2匹の鶴がモチーフにされていて蛙股には雀が描かれている。全体の雰囲気は浅草の曙湯にも類似している。細かいところでは暖簾をくぐった玄関の正面に福助の小さなタイル絵が鎮座しているのがかわいい。引き戸を開けて中に入ると意外にも逆向き(こちら向き)に改装された変則フロント。脱衣場は高天井に壁際にロッカー、中央には広々とソファー・テーブルが置かれ、洗面ガラス台の上には小さな室内瓦屋根が付いている。右奥に引き戸があって外に出られると思ったらそこは広い東屋風の屋根のある休憩スペースがあって、中央に小さな火鉢?が置かれていて喫煙スペースとなっている。で、その奥が何と岩で囲まれた大きめの露天風呂で(もちろん洗い場の方からの通路が奥にある)、さらにまたその奥が奥に深い壺庭になっていて、石灯籠に池(大きな鯉が泳ぐ)と石橋という豪華ぶり。後で入浴したら湯温42℃と露天にしてはなかなかの湯温の最高の露天風呂だった。さて、正面から洗い場に入ると床タイル等は新しい綺麗なものに張り替えられていて、浴槽も豪華なラインナップが並んでいる。島カランは2列あるがカランの間隔がゆったりとしていて4-4-5-5-3-2-3(実は手前に3個)の変則配置。左にサウナ(未体験)、立ちシャワーブース1基、右に水風呂と露天へ続く出口がある。浴槽は右手前に飛び出るように薬湯(本日はじっこうでぬるめ)、さらに右から水枕付き寝湯(バイブラ)、床バイブラ、ボディーマッサージ(8点ジェット)、8点ジェットの座風呂2基、そして最後に大きな2穴ジェット風呂と電気以外は何でもあり。正面の背景画はペンキ絵ではないが、大きめの四角いタイルによるモザイク画で、堂々の富士山に水車小屋(女湯側からは桜の花が続いている)が描かれている。とにかく、外観のレトロ度最高、露天最高、洗い場きれいで内湯のラインナップ充実、サウナ付きの完璧な銭湯だ。

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