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梅の湯 足立区千住旭町41−11 03-3881-6310 16:00-24:00 不定休、番台。 北千住駅中央のガード下通路を通って東口へ出る。東口の駅前通りを進み、最初の交差点を左折してすぐの左側にある。駅から1分。 コメント:台風21号の雨風が残っていたので、駅から至近距離の北千住の梅の湯へ。外観は何度も訪れていてわかっていたのだが、昭和中期的な新しさながら立派な唐破風屋根のある宮造り銭湯だ。玄関を入ると正面に立派なタイル絵がある。鯉の滝登りが描かれていて、恐らく九谷焼きと思われる。典型的な左右の踊り場から中に入ると右手に番台。脱衣場の中は天井は高いものの、やはり昭和中期的な造りで格天井などはない。それでも左手側面の木の引き戸はなかなか年季の入った立派なものだ。その上には額縁に入った鯉の絵。男女境の鏡壁付近にTANAKAの体重計あり、中央には島ロッカー1つと壁際にもロッカーがある。 洗い場へ。正面に立派な富士山のペンキ絵。男女に跨るように描かれたもので、早川師独特の水しぶきの上がった海岸線の絵(覚書には平成16年4月5日、伊豆、早川との覚書きあり、比較的新しいものらしい)。やはり、何はなくともペンキ絵という感じで、ペンキ絵があるだけですっかり気分がなごんでしまう。浴槽は比較的古典的な浅・深湯の2槽で、浅湯に2点ジェット1基と赤外線ランプ、深湯の脇に2点ジェット付きの座湯が取り付けられている。湯温はどちらも(中でつながっているので)43℃弱といったところ。島かランは1列で、カランの配置は7-5-5-5、湯温・量は良好。立ちシャワーブース2基あり。浴槽・床・カラン等のタイルはすべて新しいものに貼りかえられており、浴室内の使い勝手は快適だ。 そんなわけで、北千住にあっては比較的後発の昭和中期的銭湯でありながら、伝統的な唐破風屋根のある宮造り構造で、なんと言っても駅のそば1分の繁華街のど真中にある便利な銭湯だ。北千住の西側が妙に巨大化しているだけに、こちら側は昔ながらの風情をいつまでも保っていてもらいたいような気が・・・。 |
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