つぶやき
 
 一人で山を歩くことが多くなったこの頃,ふと気づいたことがある。
 
 山登りの途中途中,つぶやいたり,一人ごとをいうようになったことである。それはまったく無意識に発することばで,よく考えてみると,何でそのような単語やいいまわしをしているのか,全く変だ。それも同じ場面では同じいいまわしを発する常套句のようになっている。
 
 山登りの途中,次のような場面で,みなさんはどのようなことばを発しますか。
 
 私の場合は以下の通り・・・
 
頂上にたどりついて,眺めが素晴らしいとき ひゃっほ〜
登りは終わったと思ったら,まだまだ先があったとき ひょえ〜
石や木などでどこかを打ったとき ぼけがぁ!
露などでズボンがぐっしょりぬれたとき いやん!
自分の横の草むらを蛇が移動する音がしたとき しっしっ!
スズメバチが目の前にいたとき わぁお!
とてもとても急で長い下りにさしかかったとき くぅ〜
下山して,駐車している車についたとき ひゅう〜
下山後帰路に向けて車を発進するとき かんりょう
 
 この無意識が怖い。
 日常生活の中でも使ってないか,ちょっと不安になってきた。
 

 
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